小ちいさな路地ろじに捨すてられていた
名なも無ない君きみに首輪くびわを付つけた
他ほかの誰だれかに奪うばわれぬように
僕ぼくだけの君きみにして
切きって繋つないだ記憶きおく
忘わすれたくない想おもいを消けして
せめて離はなれる前まえに
愛あいした証ホシを君きみに刻きざませて
抱だきしめて震ふるわせて 飼かい馴ならして
愛あいしても苦くるしめて 哀かなしい顔かおさせた
手放てばなしてあげるから もう涙流なみだながさないで
“君きみを愛あいしてる”
「怯おびえるだけの、幼おさないだけの、
何なにも知しらない子供こどもに見みえた?
君きみの言葉ことばは不器用ぶきようだけど
許ゆるされた気きがするよ」
飢うえて痺しびれた心こころは
与あたえるだけじゃ空からっぽのまま
声こえが遠とおくなる程ほど
愛あいした証ホシは今いまも鮮あざやかで
理由わけも無なく触ふれるなら蝕むしばむだけ
矛盾むじゅんには背せを向むけて 解わからないフリしてた
最後さいごなんて思おもわせない いつもの様ような言葉ことばでいい
短みじかく満みたして
傷きずつけて慰なぐさめて 「泣なかないで」と
想おもうのに願ねがえない バカみたいな弱よわさも
抱だきしめて震ふるわせて 飼かい慣ならして
愛あいしてる だからこそ離はなれる事決こときめた
手放てばなしてあげるから もう涙流なみだながさないで
“君きみを愛あいしてた”
小chiiさなsana路地rojiにni捨suてられていたterareteita
名naもmo無naいi君kimiにni首輪kubiwaをwo付tsuけたketa
他hokaのno誰dareかにkani奪ubaわれぬようにwarenuyouni
僕bokuだけのdakeno君kimiにしてnishite
切kiってtte繋tsunaいだida記憶kioku
忘wasuれたくないretakunai想omoいをiwo消keしてshite
せめてsemete離hanaれるreru前maeにni
愛aiしたshita証hoshiをwo君kimiにni刻kizaませてmasete
抱daきしめてkishimete震furuわせてwasete 飼kaいi馴naらしてrashite
愛aiしてもshitemo苦kuruしめてshimete 哀kanaしいshii顔kaoさせたsaseta
手放tebanaしてあげるからshiteagerukara もうmou涙流namidanagaさないでsanaide
“君kimiをwo愛aiしてるshiteru”
「怯obiえるだけのerudakeno、幼osanaいだけのidakeno、
何naniもmo知shiらないranai子供kodomoにni見miえたeta?
君kimiのno言葉kotobaはha不器用bukiyouだけどdakedo
許yuruされたsareta気kiがするよgasuruyo」
飢uえてete痺shibiれたreta心kokoroはha
与ataえるだけじゃerudakeja空karaっぽのままpponomama
声koeがga遠tooくなるkunaru程hodo
愛aiしたshita証hoshiはha今imaもmo鮮azaやかでyakade
理由wakeもmo無naくku触fuれるならrerunara蝕mushibaむだけmudake
矛盾mujunにはniha背seをwo向muけてkete 解wakaらないranaiフリfuriしてたshiteta
最後saigoなんてnante思omoわせないwasenai いつものitsumono様youなna言葉kotobaでいいdeii
短mijikaくku満miたしてtashite
傷kizuつけてtsukete慰nagusaめてmete 「泣naかないでkanaide」とto
想omoうのにunoni願negaえないenai バカbakaみたいなmitaina弱yowaさもsamo
抱daきしめてkishimete震furuわせてwasete 飼kaいi慣naらしてrashite
愛aiしてるshiteru だからこそdakarakoso離hanaれるreru事決kotokiめたmeta
手放tebanaしてあげるからshiteagerukara もうmou涙流namidanagaさないでsanaide
“君kimiをwo愛aiしてたshiteta”