わかれ旅たびなら これきりならば
抱だいてやりたい おもいきり
あの日夜桜ひよざくら 浮うかべた川かわに
今日きょうは名残なごりの 雪ゆきが舞まう
お酒さけに酔よって はしゃいだあとの
口紅べにがせつない 淡雪あわゆきのひと
風かぜの音おとにも 目覚めざめてすがる
罪つみはおまえに ないものを
眠ねむれないまま 身みをよせあえば
こころ乱みだれる 夜明よあけ前まえ
半年早はんとしはやく 出逢であっていたら
それもみれんな 淡雪あわゆきのひと
ひとりこれから どうして生いきる
聞きけば蛇の目傘じゃのめで かくす頬ほほ
次つぎの世よで逢あう 目めじるしなのか
そんな気きがする 襟えりぼくろ
意地いじでも泣なきは しませんからと
言いって泣なかせた 淡雪あわゆきのひと
わかれwakare旅tabiならnara これきりならばkorekirinaraba
抱daいてやりたいiteyaritai おもいきりomoikiri
あのano日夜桜hiyozakura 浮uかべたkabeta川kawaにni
今日kyouはha名残nagoりのrino 雪yukiがga舞maうu
おo酒sakeにni酔yoってtte はしゃいだあとのhasyaidaatono
口紅beniがせつないgasetsunai 淡雪awayukiのひとnohito
風kazeのno音otoにもnimo 目覚mezaめてすがるmetesugaru
罪tsumiはおまえにhaomaeni ないものをnaimonowo
眠nemuれないままrenaimama 身miをよせあえばwoyoseaeba
こころkokoro乱midaれるreru 夜明yoaけke前mae
半年早hantoshihayaくku 出逢deaっていたらtteitara
それもみれんなsoremomirenna 淡雪awayukiのひとnohito
ひとりこれからhitorikorekara どうしてdoushite生iきるkiru
聞kiけばkeba蛇の目傘janomeでde かくすkakusu頬hoho
次tsugiのno世yoでde逢aうu 目meじるしなのかjirushinanoka
そんなsonna気kiがするgasuru 襟eriぼくろbokuro
意地ijiでもdemo泣naきはkiha しませんからとshimasenkarato
言iってtte泣naかせたkaseta 淡雪awayukiのひとnohito