二十歳はたちの頃ころの話はなしをしよう あの頃ころ僕ぼくは
小ちいさな部屋へやで 君きみと暮くらした
リラの花はなが 窓まどの下したに咲さいていたね
その木きの枝えだで 愛あいし合あった
貧まずしさなど 忘わすれるため
ラ・ボエーム ラ・ボエーム
君きみはヌードのモデルをしていた
ラ・ボエーム ラ・ボエーム
飢うえていたね二人ふたり
誰だれもがいつか とげる夢ゆめを 信しんじていた
カフェの中なかで 冬ふゆの寒さむさを 忘わすれるまで
熱あつい酒さけをくみかわして 詩しを読よみ合あった
誰だれもが貧まずしく飢うえていた 夢ゆめに燃もえて
ラ・ボエーム ラ・ボエーム
きれいだったね 君きみは
ラ・ボエーム ラ・ボエーム
輝かがやいていたあの頃ころ
時ときには 眠ねむらずに かきつづけた 君きみの姿すがた
朝あさになって 窓まどのそばで 熱あついコーヒー
飲のんでいると たまらなくて 君きみを抱だいた
すてきな夜よる すてきな朝あさ 君きみを愛あいした
ラ・ボエーム ラ・ボエーム
それは二十歳はたちのことさ
ラ・ボエーム ラ・ボエーム
そんな時代じだいに生いきていた
ある日ひ僕ぼくは 来きてみたんだ あの頃ころの街まちへ
僕ぼくのすべてを 知しってるはずのあのカフェも
歩あるきなれた 通とおりも壁かべもアトリエさえも
すべては消きえ リラの花はなも枯かれていたよ
ラ・ボエーム ラ・ボエーム
若わかく燃もえていた
ラ・ボエーム ラ・ボエーム
帰かえらない日々ひびよ
二十歳hatachiのno頃koroのno話hanashiをしようwoshiyou あのano頃koro僕bokuはha
小chiiさなsana部屋heyaでde 君kimiとto暮kuらしたrashita
リラriraのno花hanaがga 窓madoのno下shitaにni咲saいていたねiteitane
そのsono木kiのno枝edaでde 愛aiしshi合aったtta
貧mazuしさなどshisanado 忘wasuれるためrerutame
ラra・ボエboeームmu ラra・ボエboeームmu
君kimiはhaヌnuードdoのnoモデルmoderuをしていたwoshiteita
ラra・ボエboeームmu ラra・ボエboeームmu
飢uえていたねeteitane二人futari
誰dareもがいつかmogaitsuka とげるtogeru夢yumeをwo 信shinじていたjiteita
カフェkafeのno中nakaでde 冬fuyuのno寒samuさをsawo 忘wasuれるまでrerumade
熱atsuいi酒sakeをくみかわしてwokumikawashite 詩shiをwo読yoみmi合aったtta
誰dareもがmoga貧mazuしくshiku飢uえていたeteita 夢yumeにni燃moえてete
ラra・ボエboeームmu ラra・ボエboeームmu
きれいだったねkireidattane 君kimiはha
ラra・ボエboeームmu ラra・ボエboeームmu
輝kagayaいていたあのiteitaano頃koro
時tokiにはniha 眠nemuらずにrazuni かきつづけたkakitsuduketa 君kimiのno姿sugata
朝asaになってninatte 窓madoのそばでnosobade 熱atsuいiコkoーヒhiー
飲noんでいるとndeiruto たまらなくてtamaranakute 君kimiをwo抱daいたita
すてきなsutekina夜yoru すてきなsutekina朝asa 君kimiをwo愛aiしたshita
ラra・ボエboeームmu ラra・ボエboeームmu
それはsoreha二十歳hatachiのことさnokotosa
ラra・ボエboeームmu ラra・ボエboeームmu
そんなsonna時代jidaiにni生iきていたkiteita
あるaru日hi僕bokuはha 来kiてみたんだtemitanda あのano頃koroのno街machiへhe
僕bokuのすべてをnosubetewo 知shiってるはずのあのtteruhazunoanoカフェkafeもmo
歩aruきなれたkinareta 通tooりもrimo壁kabeもmoアトリエatorieさえもsaemo
すべてはsubeteha消kiえe リラriraのno花hanaもmo枯kaれていたよreteitayo
ラra・ボエboeームmu ラra・ボエboeームmu
若wakaくku燃moえていたeteita
ラra・ボエboeームmu ラra・ボエboeームmu
帰kaeらないranai日々hibiよyo