あなたが願ねがった幸しあわせなど
当あたり前まえのようなものだけれど
何処どこにもないよとあなたは言いう
そんな世界せかいがまた始はじまる
今日きょうも電車でんしゃは遅おくれている
僕ぼくの予定よていなど知しりもせずに
あくびを一ひとつ二ふたつ飲のみ込こんで
空そらに咲さく雲くもが笑わらっている
楽たのしそうに
過すぎ去さってゆくよ 走馬灯そうまとうの中なかへ
積つみ上あげた思おもい出で一ひとつ残のこらない
旅立たびだつあなたへの舌打したうちの中なか
今日きょうも変かわらず世界せかいは廻まわる
ビルの隙間すきまから顔かおを覗のぞく
お天道様てんとさまが照てらしている
哀かなしそうに風かぜに揺ゆられながら
道みち行いく人ひとは通とおりすぎてく
あなたがどれだけの痛いたみを抱かかえ
背負せおって悩なやんで苦くるしんだのか
例たとえば、今いまここに置おかれた花はなに
白々しらじらしく手てを合あわせる僕ぼくに解わかるのでしょうか
あなたが願ねがった幸しあわせなど
当あたり前まえのようなものだけれど
何処どこにもないよとあなたは言いう
こんな世界せかいは沈しずんでゆく
過すぎ去さってゆくよ 走馬灯そうまとうの中なかへ
積つみ上あげた思おもい出で一ひとつ残のこらない
旅立たびだつあなたへの舌打したうちの中なか
今日きょうも変かわらず世界せかいは廻まわる
あなたがanataga願negaったtta幸shiawaせなどsenado
当aたりtari前maeのようなものだけれどnoyounamonodakeredo
何処dokoにもないよとあなたはnimonaiyotoanataha言iうu
そんなsonna世界sekaiがまたgamata始hajiまるmaru
今日kyouもmo電車densyaはha遅okuれているreteiru
僕bokuのno予定yoteiなどnado知shiりもせずにrimosezuni
あくびをakubiwo一hitoつtsu二futaつtsu飲noみmi込koんでnde
空soraにni咲saくku雲kumoがga笑waraっているtteiru
楽tanoしそうにshisouni
過suぎgi去saってゆくよtteyukuyo 走馬灯soumatouのno中nakaへhe
積tsuみmi上aげたgeta思omoいi出de一hitoつtsu残nokoらないranai
旅立tabidaつあなたへのtsuanataheno舌打shitauちのchino中naka
今日kyouもmo変kaわらずwarazu世界sekaiはha廻mawaるru
ビルbiruのno隙間sukimaからkara顔kaoをwo覗nozoくku
おo天道様tentosamaがga照teらしているrashiteiru
哀kanaしそうにshisouni風kazeにni揺yuられながらrarenagara
道michi行iくku人hitoはha通tooりすぎてくrisugiteku
あなたがどれだけのanatagadoredakeno痛itaみをmiwo抱kakaえe
背負seoってtte悩nayaんでnde苦kuruしんだのかshindanoka
例tatoえばeba、今imaここにkokoni置oかれたkareta花hanaにni
白々shirajiraしくshiku手teをwo合aわせるwaseru僕bokuにni解wakaるのでしょうかrunodesyouka
あなたがanataga願negaったtta幸shiawaせなどsenado
当aたりtari前maeのようなものだけれどnoyounamonodakeredo
何処dokoにもないよとあなたはnimonaiyotoanataha言iうu
こんなkonna世界sekaiはha沈shizuんでゆくndeyuku
過suぎgi去saってゆくよtteyukuyo 走馬灯soumatouのno中nakaへhe
積tsuみmi上aげたgeta思omoいi出de一hitoつtsu残nokoらないranai
旅立tabidaつあなたへのtsuanataheno舌打shitauちのchino中naka
今日kyouもmo変kaわらずwarazu世界sekaiはha廻mawaるru