すずめの涙 歌詞 桂銀淑 ふりがな付

世よの中なかであんたが 一番いちばん好すきだったけれど
追おいかけてすがりつき 泣ないてもみじめになるだけ
幸福しあわせを窓まどに閉とじこめて 飼かいならしてみても
悲かなしみが胸むねのすき間まから 忍しのび込こんでくる
たかが人生じんせい なりゆきまかせ
男おとこなんかは 星ほしの数かずほど
泥どろんこになるまえに 綺麗きれいにあばよ
好すきでいるうちに 許ゆるしてあばよ

もし…今度こんど 生うまれてくるなら 孔雀くじゃくよりすずめ
口紅くちべにも香水こうすいもつけないで 誰だれかと暮くらすわ
色いろづいた夢ゆめを見みるよりも ささやかでもいいの
あたしだけ飛とべる青空あおぞらを 持もってる人ひとならば
たかが人生じんせい 綺麗きれいなときは
花はなよりもっと 短みじかいはずね
酔よいどれになるまえに 背中せなかにあばよ
好すきでいるうちに 許ゆるしてあばよ

たかが人生じんせい なりゆきまかせ
男おとこなんかは 星ほしの数かずほど
泥どろんこになるまえに 綺麗きれいにあばよ
好すきでいるうちに 許ゆるしてあばよ
許ゆるしてあばよ