海鳴うみなり聞きいては 今日きょうもまた
あなたの声こえかと だまされる
恋こいしくて恋こいしくて 港町みなとまち
ああ思おもい出でばかりの この町まち捨すてて
海うみはいつでも 渡わたれるけれど
二人ふたりを結むすぶ 船ふねがない
見送みおくることさえ あきらめて
泣ないてたあの夜よる 霧きりの夜よる
酔よいしれて酔よいしれて 港町みなとまち
ああどんなに両手りょうてで ふさいでみても
恋こいを引ひき裂さく 別わかれの船ふねの
汽笛きてきが耳みみに まだ痛いたい
波止場はとばを見下みおろす 狭せまい部屋へや
越こせずに一年いちねん もう二年にねん
待まちわびて待まちわびて 港町みなとまち
ああ翼つばさを失なくした カモメがひとり
沖おきを見みつめて 震ふるえていたと
ひとこと風かぜよ 伝つたえてよ
海鳴uminaりri聞kiいてはiteha 今日kyouもまたmomata
あなたのanatano声koeかとkato だまされるdamasareru
恋koiしくてshikute恋koiしくてshikute 港町minatomachi
ああaa思omoいi出deばかりのbakarino このkono町machi捨suててtete
海umiはいつでもhaitsudemo 渡wataれるけれどrerukeredo
二人futariをwo結musuぶbu 船funeがないganai
見送miokuることさえrukotosae あきらめてakiramete
泣naいてたあのitetaano夜yoru 霧kiriのno夜yoru
酔yoいしれてishirete酔yoいしれてishirete 港町minatomachi
ああどんなにaadonnani両手ryouteでde ふさいでみてもfusaidemitemo
恋koiをwo引hiきki裂saくku 別wakaれのreno船funeのno
汽笛kitekiがga耳mimiにni まだmada痛itaいi
波止場hatobaをwo見下mioろすrosu 狭semaいi部屋heya
越koせずにsezuni一年ichinen もうmou二年ninen
待maちわびてchiwabite待maちわびてchiwabite 港町minatomachi
ああaa翼tsubasaをwo失naくしたkushita カモメkamomeがひとりgahitori
沖okiをwo見miつめてtsumete 震furuえていたとeteitato
ひとことhitokoto風kazeよyo 伝tsutaえてよeteyo