ないものねだり 歌詞 Leola 映画「小説の神様 君としか描けない物語」挿入歌 ふりがな付

悩なやみなんて何なにもない 今日きょうもちゃんと笑わらってる
仲間なかまの馬鹿ばかな会話かいわに 顔かおくしゃくしゃにして
何なにもかもが普通ふつう以上いじょう 上手うまくやれたら人ひとは
幸しあわせに生いきられると 決きめたのは誰だれだ

あといくつ ありふれた
合格点ごうかくてん 集あつめて生いきてても
僕ぼくは誰だれの 特別とくべつにも なれる日ひは来こないのさ

いちばん手てに入はいれたい ものだけがいつでも
この手ての隙間すきまを こぼれ落おちていくよ
他ほかの誰だれにもない 僕ぼくしかできないことが
もしもあるのなら すべて捨すててもいい くれよ

明あかるい奴やつと面白おもしろい奴やつは全然ぜんぜん違ちがう
それを知しってて陽気ようきな ふりしてごまかした
砂すなの城しろに住すんでいる 今日きょうもきっとバレてない
厳重げんじゅうな警備けいびの隙すき 覗のぞくのは誰だれだ

孤独こどくなんて 呼よべもしない
口くちにしたら ないものねだりでしょ
飼かい慣ならした 魔物まものがいま 砂すなの城しろ壊こわしてく

物ものわかりが悪わるきゃよかった
器用きように生うまれなきゃよかった
なんて誰だれにも言いえなくって
Wow wow wow wow
僕ぼくが僕ぼくである理由りゆうが
たったひとつでも欲ほしかった
自分じぶんを 愛あいせる理由りゆうが 見みつけられない
Wooo

理論りろん武装ぶそうかさねて 心こころに鎧よろい着きせて
「怖こわいものなんてない……」 不安ふあんをねじ伏ふせて
も
この世界せかいはどうせ 裸はだかで生いきて行いけなきゃ
生いき残のこれやしない 痛いたいくらい分わかってるよ
いちばん手てに入はいれたい ものだけがいつでも
この手ての隙間すきまを こぼれ落おちていくよ
他ほかの誰だれにもない 僕ぼくしかできないことが
もしもあるのなら すべて捨すててもいい くれよ
Lalalalalalalalala......