そっと手てを引ひく母ははの様ように穏おだやかな午後ごごは
明あけ放はなつ窓まどから覗のぞく 真まっ白しろい飛行機雲ひこうきぐも
丘おかの上うえ 稲いねは揺ゆれている
ああ いつの間まに五ご月がつでした
そっと川辺かわべに指ゆびを通とおし目めが冴さえる初夏しょかは
街まちに出でて誰だれかと話はなそう
さあ あの店みせで花はなを買かって
みんなは言いうよ 知しりもしないで
きっと昔むかしの方ほうが素晴すばらしいと
どうしてちゃんと今いまを見みないの
こんな鮮あざやかに陽ひが射さしているのに
過去かこにすがらないで
時間じかんは常つねに生うまれ変かわる 私わたしたちも
いつまでだって若葉わかばの時ときを生いきているのよ
みんなは言いうよ 孤独こどくを知しって
どんな昨日きのうより今日きょうが素晴すばらしいと
安心あんしんしたいの 撫なでられたいの
こんな時代じだいだけれど大丈夫だいじょうぶと信しんじたいの
過去かこにすがらないで
時間じかんは常つねに生うまれ変かわる
私わたしたちも
風かぜがそよいだ
遠とおくで鳴なった鐘かねの音ねが
坂さかを下くだって届とどく
ひまわりはつぼみを抱だいてる
思おもい切きり息いきを吸すって歩あるく
若葉わかばの時ときを歌うたうの
ラララ
そっとsotto手teをwo引hiくku母hahaのno様youにni穏odaやかなyakana午後gogoはha
明aけke放hanaつtsu窓madoからkara覗nozoくku 真maっxtu白shiroいi飛行機雲hikoukigumo
丘okaのno上ue 稲ineはha揺yuれているreteiru
ああaa いつのitsuno間maにni五go月gatsuでしたdeshita
そっとsotto川辺kawabeにni指yubiをwo通tooしshi目meがga冴saえるeru初夏syokaはha
街machiにni出deてte誰dareかとkato話hanaそうsou
さあsaa あのano店miseでde花hanaをwo買kaってtte
みんなはminnaha言iうよuyo 知shiりもしないでrimoshinaide
きっとkitto昔mukashiのno方houがga素晴subaらしいとrashiito
どうしてちゃんとdoushitechanto今imaをwo見miないのnaino
こんなkonna鮮azaやかにyakani陽hiがga射saしているのにshiteirunoni
過去kakoにすがらないでnisugaranaide
時間jikanはha常tsuneにni生uまれmare変kaわるwaru 私watashiたちもtachimo
いつまでだってitsumadedatte若葉wakabaのno時tokiをwo生iきているのよkiteirunoyo
みんなはminnaha言iうよuyo 孤独kodokuをwo知shiってtte
どんなdonna昨日kinouよりyori今日kyouがga素晴subaらしいとrashiito
安心anshinしたいのshitaino 撫naでられたいのderaretaino
こんなkonna時代jidaiだけれどdakeredo大丈夫daijoubuとto信shinじたいのjitaino
過去kakoにすがらないでnisugaranaide
時間jikanはha常tsuneにni生uまれmare変kaわるwaru
私watashiたちもtachimo
風kazeがそよいだgasoyoida
遠tooくでkude鳴naったtta鐘kaneのno音neがga
坂sakaをwo下kudaってtte届todoくku
ひまわりはつぼみをhimawarihatsubomiwo抱daいてるiteru
思omoいi切kiりri息ikiをwo吸suってtte歩aruくku
若葉wakabaのno時tokiをwo歌utaうのuno
ラララrarara