フラれてみたんだよ 歌詞 indigo la End ふりがな付

遠とおくなり溶とけてった
見送みおくる私わたしを伝つたった
冷つめたさで醒さめてって欲ほしい
それなのに熱あつくなった
急いそいで荒あらく息いきを吸すった
私わたしは1人ひとりだ

あまねく照てらす
抜ぬけ目めない月つき
私わたしは影かげに
泣なくもんかと
強つよがったの

フラれてみたんだよ
試ためしに
解とかれてみたんだよ
魔法まほうから
期待きたいしないでよ
戻もどれるなんて
フラれてみたんだよ
つまりはさよなら

満みち欠かけの繰くり返かえし
寂さびしさの裏返うらがえし
光ひかりは見みえ隠かくれ
掌てのひらで覆おおった
掴つかもうとした私わたしは今日きょうから1人ひとりだ

同おなじ夜よるだって
同おなじ月つきだって
これからもずっと
見みてるんだな
でも見みたくない

フラれてみたんだよ
試ためしに
解とかれてみたんだよ
魔法まほうから
願ねがってないんだよ
戻もどれるなんて
フラれてみたんだよ
あなたとさよなら

人伝ひとづてに聞きいた
もう一ひとつの影かげ
平等びょうどうな夜よるだった
昨日きのうまでは

私わたし負まけたんだね
溜ため息いき
魔法まほうじゃなかったよ
解とくのは
フラれてわかったよ
やるせないほど
おかげで気取きどったよ
朝あさまで

張はり詰つめて丸まるを食くった
味あじはしなかったな
風邪かぜを引ひいた
そのせいにしよう
そう、私わたしはフラれてみただけ