Halloween Knight 歌詞 XIIX ふりがな付

壊こわしたり直なおしたり
取とり留とめのない泡沫うたかた
秘密ひみつ基地きちの中なかに巣食すくう
古ふるびたセンテンス
少すこしのエッセンス

隠かくしたり晒さらしたり
幾度いくど散々さんざん焼やき直なおして
ルサンチマンの影かげに潜ひそむ
伏ふせ字じのメッセージ
果はたして何点なんてん?

少すこし緩ゆるめの靴くつで足元あしもとが覚束おぼつかない
過あやまちを隠かくしきれず
今更いまさら何なにを欲ほしがる

悲かなしみに染そまり始はじまる気きがする
今宵こよいを照てらすこの身みを賭として
鮮あざやかに揺ゆれる街並まちなみ色いろめき
下弦かげんの月つきを狙ねらいすましたら
愚おろかな者もの達たちの歌声うたごえ響ひびくだろう

貶けなしたり讃たたえたり
表おもても裏うらも有耶無耶うやむや
金縛かなしばり解とけずに薄うすく
流ながしたシークエンス
なんてハイセンス!

照てらしたり濁にごしたり
幾度いくど散々さんざんかき乱みだして
深呼吸しんこきゅうしている隙すきに
剥はがしたライセンス
なんてナンセンス!

命いのちを注そそぎ込こんでなおそれすら味気あじけない
切せつなさを拭ぬぐいきれず
それでも誰だれを助たすける

暗闇くらやみにすがり聞きこえた気きがする
自分じぶんの声こえに心こころ許ゆるして
鮮あざやかに揺ゆれる街並まちなみ色いろめき
下弦かげんの月つきを狙ねらいすましたら
愚おろかな者もの達たちの歌声うたごえ響ひびくだろう

犯おかした罪つみを償つぐなう言葉ことばは到底とうてい見みつかりはしない
悪わるびれもせず
今更いまさら何なにを欲ほしがる

悲かなしみに染そまり始はじまる気きがする
今宵こよいを照てらすこの身みを賭として
暗闇くらやみにすがり聞きこえた気きがする
自分じぶんの声こえに心こころ許ゆるして
散ちりゆく幸しあわせ見みつけた気きがする
下弦かげんの月つきを狙ねらいすましたら
愚おろかな者もの達たちの歌声うたごえ響ひびくだろう