誰だれが言いった 聞きいた 彼奴あいつにまつわるこぼれた話はなしよ
カラリ風来ふうらいめかし着きこんだ赤あか 焼くべただけ燃もえたんだって
徒ただ拾ひろった不夜城ふやじょう えり袖そで摘つみたい提灯行列ちょうちんぎょうれつと
依よりに依よって振ふりまく相貌そうぼうこれも ああいやいや…
「ちょっと常識じょうしき疑うたがうわ」
もう一声いっせい一声いっせい一世いっせいに
あーてふぁくとの白線はくせんを行いったり来きたりとしておくれ
文明開花ぶんめいかいかの一足ひとあしを上うえに上うえに飛とび越こえていけ
幾年いくとし跨またがって散々さんざん持もて囃はやして
足あしつき乗のればそこが往来おうらい 起死きしも回生かいせいも華はなやかに
縁えんが美びなものでこその人生けっさく
苦闘くとうのあとは与太よた話ばなしもひとつ
おあとがよろしいようです
猫ねこも杓子しゃくしもそのうち一本調子いっぽんぢょうしにデタラメ嘘うそばっか
フラリ風来ふうらいかぜ染しみ込こんだ朝あさ 来くれば去さるのが粋いきだって
そりゃあ信しんじたいものだけを信しんじるような腐くされた習性しゅうせいも
目めを瞑つぶって見みれば可愛かわいいもんでしょう あっ…
いついつの時代じだいもお客様きゃくさまは神様かみさま
益々ますますの貴方あなたのご愛顧あいこに感謝かんしゃしています
身振みぶり手振てぶり カンカン 試行錯誤しこうさくごそのうち
時ときが流ながれ人ひとが流ながれ流行はやり廃すたりいたします
皮肉ひにくにもその上うえに芽吹めぶく花はながございます
それをひとえ一世いっせい一世いっせい繋つないだものが「時代じだい」です
つきましてはわたくし身支度みじたくは卒そつもなく
壁かべに描えがいたカリカチュアを眺ながめてほどなくお終しまい
過すぎ去さっていくものがどうだったとして
今いまいるこの場所ばしょこそ最前さいぜん 良いいものは良いい それでいい
針はりの穴あなに糸いとを垂たらすように繋つないできた誰だれかの夢ゆめを死しに損ぞこないと呼よべるのか
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