よみ:とうげのゆうひ
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峠とうげの夕陽ゆうひをみるたびに
思おもい出だすんだ お袋ふくろを
今年ことし五十路いそじのやもめの暮くらし
助すけてやりたい気持きもちはあるが
無職ぶしょく渡世とせいのこの身みでは
儘ままにならない禄ろくでなし
おっかさん、ご免めんよ。何なにの因果いんがか赤あかの他人たにんを親おやにもち、
今いまじゃ立派りっぱな命いのち稼業かぎょうの渡世人とせいにん。
道中どうちゅう一ひとつ峠とうげを越こえるたび、いつもお天道様てんとうさまに叱しかられて、
この身みが真赤まっかに染そまるんだ。
峠とうげの夕陽ゆうひに身みを染そめりゃ
胸むねが痛いたむよ チクチクと
二八十六にはちじゅうろく 花はななら蕾つぼみ
娘盛むすめざかりの隣となりのおみよ
二世にせいの誓ちかいを反古ほごにして
俺おれを恨うらんでいるだろう
生うまれ落おちての利きかん気きが仇あだとなり、とうとうまっとうな道みちを
踏ふみ外はずしちまった。
おみよちゃん、お前まえには堅気かたぎがお似合にあいだ。
赤あかい夕陽ゆうひがそういっている。もう、おいらのことは忘わすれてくんな。
峠とうげの夕陽ゆうひの見納みおさめか
やけに眩まぶしい茜雲あかねぐも
明日あすは捨すて身みの伊達だて引ひき仁義じんぎ
義理ぎりで切きります 大おお馬鹿野郎ばかやろう
せめて哀あわれと思おもうなら
鳴ないておくれよ 杜鵑ほととぎす
思おもい出だすんだ お袋ふくろを
今年ことし五十路いそじのやもめの暮くらし
助すけてやりたい気持きもちはあるが
無職ぶしょく渡世とせいのこの身みでは
儘ままにならない禄ろくでなし
おっかさん、ご免めんよ。何なにの因果いんがか赤あかの他人たにんを親おやにもち、
今いまじゃ立派りっぱな命いのち稼業かぎょうの渡世人とせいにん。
道中どうちゅう一ひとつ峠とうげを越こえるたび、いつもお天道様てんとうさまに叱しかられて、
この身みが真赤まっかに染そまるんだ。
峠とうげの夕陽ゆうひに身みを染そめりゃ
胸むねが痛いたむよ チクチクと
二八十六にはちじゅうろく 花はななら蕾つぼみ
娘盛むすめざかりの隣となりのおみよ
二世にせいの誓ちかいを反古ほごにして
俺おれを恨うらんでいるだろう
生うまれ落おちての利きかん気きが仇あだとなり、とうとうまっとうな道みちを
踏ふみ外はずしちまった。
おみよちゃん、お前まえには堅気かたぎがお似合にあいだ。
赤あかい夕陽ゆうひがそういっている。もう、おいらのことは忘わすれてくんな。
峠とうげの夕陽ゆうひの見納みおさめか
やけに眩まぶしい茜雲あかねぐも
明日あすは捨すて身みの伊達だて引ひき仁義じんぎ
義理ぎりで切きります 大おお馬鹿野郎ばかやろう
せめて哀あわれと思おもうなら
鳴ないておくれよ 杜鵑ほととぎす