暗くらい森もりに僕ぼくは独ひとり 煌きらめく月夜つきよに
息いきをひそめ はぐれた
彷徨さまよい憐あわれむ亡骸なきがら
高鳴たかなる心拍しんぱく 色いろめき立たつ首筋くびすじ
噛かみつき 血肉ちにくを貪むさぼり
月夜つきよの光ひかりは 紅くれないに染そまりゆく
錆さび薫かおる 息いきを切きらした
高鳴たかなる心拍しんぱく 解とき放はなたれた首輪くびわ
牙きばをむき出だし
喰くらい喰くらいつく本能ほんのうに
身みを任まかせて 僕ぼくは
後悔こうかいの念ねんに堕おちた
騒ざわめき立たつ欲望よくぼう
二度にどと戻もどれない
甘美かんびな味あじに酔よいしれる
抗あらがえぬ夜よの性さが
今宵こよいも狂くるわす
溢あふれる君きみの香かおり
全部食ぜんぶたべて 飲のみ干ほす
身みを委ゆだねて 僕ぼくは
遺伝子いでんしの波なみに堕おちた
騒ざわめき立たつ欲望よくぼう
二度にどと戻もどれない
甘美かんびな味あじに酔よいしれる
抗あらがえぬ夜よの性さが
貴方あなたを愛あいする その時とき
狩かりゆく 月夜つきよへ息いきをひそめ
駆かけ抜ぬけた
暗kuraいi森moriにni僕bokuはha独hitoりri 煌kiraめくmeku月夜tsukiyoにni
息ikiをひそめwohisome はぐれたhagureta
彷徨samayoいi憐awaれむremu亡骸nakigara
高鳴takanaるru心拍shinpaku 色iroめきmeki立taつtsu首筋kubisuji
噛kaみつきmitsuki 血肉chinikuをwo貪musaboりri
月夜tsukiyoのno光hikariはha 紅kurenaiにni染soまりゆくmariyuku
錆saびbi薫kaoるru 息ikiをwo切kiらしたrashita
高鳴takanaるru心拍shinpaku 解toきki放hanaたれたtareta首輪kubiwa
牙kibaをむきwomuki出daしshi
喰kuらいrai喰kuらいつくraitsuku本能honnouにni
身miをwo任makaせてsete 僕bokuはha
後悔koukaiのno念nenにni堕oちたchita
騒zawaめきmeki立taつtsu欲望yokubou
二度nidoとto戻modoれないrenai
甘美kanbiなna味ajiにni酔yoいしれるishireru
抗aragaえぬenu夜yoのno性saga
今宵koyoiもmo狂kuruわすwasu
溢afuれるreru君kimiのno香kaoりri
全部食zenbutaべてbete 飲noみmi干hoすsu
身miをwo委yudaねてnete 僕bokuはha
遺伝子idenshiのno波namiにni堕oちたchita
騒zawaめきmeki立taつtsu欲望yokubou
二度nidoとto戻modoれないrenai
甘美kanbiなna味ajiにni酔yoいしれるishireru
抗aragaえぬenu夜yoのno性saga
貴方anataをwo愛aiするsuru そのsono時toki
狩kaりゆくriyuku 月夜tsukiyoへhe息ikiをひそめwohisome
駆kaけke抜nuけたketa