小菊こぎく模様もようの服ふくを着きて
飛騨ひだの朝市あさいち歩あるきます
自分じぶんのために花はなを買かい
自分じぶんのために抱かかえます
恋こいに別わかれた女おんながひとり
耐たえてる姿すがたは
昔むかしも今いまも変かわりません
母ははによく似にたあねさんかぶり
熱あついほうじ茶ちゃすすめます
砂すなの色いろした服ふくを着きて
九十九里くじゅうくり浜はま走はしります
束たばねた髪かみが狂くるおしく
束たばねた髪かみが乱みだれます
恋こいに別わかれた女おんながひとり
泣ないてる姿すがたは
昔むかしも今いまも変かわりません
何なにも知しらない浜木綿はまゆうが
日暮ひぐれの海辺うみべに咲さいてます
心こころの中なかでひっそりと
心こころの中なかで祈いのります
恋こいに別わかれた女おんながひとり
たたずむ姿すがたは
昔むかしも今いまも変かわりません
木こもれ陽びゆれて見みえるのは
涙なみだがにじんでいるのです
小菊kogiku模様moyouのno服fukuをwo着kiてte
飛騨hidaのno朝市asaichi歩aruきますkimasu
自分jibunのためにnotameni花hanaをwo買kaいi
自分jibunのためにnotameni抱kakaえますemasu
恋koiにni別wakaれたreta女onnaがひとりgahitori
耐taえてるeteru姿sugataはha
昔mukashiもmo今imaもmo変kawaりませんrimasen
母hahaによくniyoku似niたあねさんかぶりtaanesankaburi
熱atsuいほうじihouji茶chaすすめますsusumemasu
砂sunaのno色iroしたshita服fukuをwo着kiてte
九十九里kujuukuri浜hama走hashiりますrimasu
束tabaねたneta髪kamiがga狂kuruおしくoshiku
束tabaねたneta髪kamiがga乱midaれますremasu
恋koiにni別wakaれたreta女onnaがひとりgahitori
泣naいてるiteru姿sugataはha
昔mukashiもmo今imaもmo変kawaりませんrimasen
何naniもmo知shiらないranai浜木綿hamayuuがga
日暮higuれのreno海辺umibeにni咲saいてますitemasu
心kokoroのno中nakaでひっそりとdehissorito
心kokoroのno中nakaでde祈inoりますrimasu
恋koiにni別wakaれたreta女onnaがひとりgahitori
たたずむtatazumu姿sugataはha
昔mukashiもmo今imaもmo変kawaりませんrimasen
木koもれmore陽biゆれてyurete見miえるのはerunoha
涙namidaがにじんでいるのですganijindeirunodesu