妖美ようびに刺さす恍惚こうこつな目め 誘惑ゆうわくの滴したたる汗あせ
体からだ這はわす凍こごえる指ゆび 心こころもてあそぶ
嘲笑あざわらう理性りせいの枷かせ その鎖くさり壊こわせば
畏おそれすらも愉悦ゆえつへ変かわる
絡からみ合あう声こえ揺ゆれて
もう求もとめるままに溺おぼれて
泡沫うたかたの夢ゆめがたり
さぁ望月ぼうげつの闇夜やみよを切きり裂さいて
迸ほとばしる命いのちの熱ねつ 脳裏のうりまで這はい上あがる
握にぎり返かえす指先ゆびさきまで 鼓動こどう重かさねる
灯あかりは消きえ時ときが廻まわり 夢ゆめから覚さめる前まえに
抱だきすくめて ただただ強つよく…
誰だれの目めにも届とどかぬ巣箱すばこの片隅かたすみで
背徳はいとくに怯おびえながらも悶もだえ、這はいつくばり
箍たがを外はずした心こころの叫さけびが
体からだの奥おく、奥おくへと刻きざまれてゆく
満みち溢あふる月明つきあかり
そっと 儚はかない刻とき ( とき ) を照てらして
一片ひとひらの物語ものがたり
そう二人ふたりだけの一頁ページ
絡からみ合あう声こえ揺ゆれて
もう求もとめるままに溺おぼれて
泡沫うたかたの夢ゆめがたり
さぁ望月ぼうげつの闇夜やみよを切きり裂さいて
妖美youbiにni刺saすsu恍惚koukotsuなna目me 誘惑yuuwakuのno滴shitataるru汗ase
体karada這haわすwasu凍kogoえるeru指yubi 心kokoroもてあそぶmoteasobu
嘲笑azawaraうu理性riseiのno枷kase そのsono鎖kusari壊kowaせばseba
畏osoれすらもresuramo愉悦yuetsuへhe変kaわるwaru
絡karaみmi合aうu声koe揺yuれてrete
もうmou求motoめるままにmerumamani溺oboれてrete
泡沫utakataのno夢yumeがたりgatari
さぁsaa望月bougetsuのno闇夜yamiyoをwo切kiりri裂saいてite
迸hotobashiるru命inochiのno熱netsu 脳裏nouriまでmade這haいi上aがるgaru
握nigiりri返kaeすsu指先yubisakiまでmade 鼓動kodou重kasaねるneru
灯akaりはriha消kiえe時tokiがga廻mawaりri 夢yumeからkara覚saめるmeru前maeにni
抱daきすくめてkisukumete ただただtadatada強tsuyoくku…
誰dareのno目meにもnimo届todoかぬkanu巣箱subakoのno片隅katasumiでde
背徳haitokuにni怯obiえながらもenagaramo悶modaえe、這haいつくばりitsukubari
箍tagaをwo外hazuしたshita心kokoroのno叫sakeびがbiga
体karadaのno奥oku、奥okuへとheto刻kizaまれてゆくmareteyuku
満miちchi溢afuるru月明tsukiaかりkari
そっとsotto 儚hakanaいi刻toki ( ときtoki ) をwo照teらしてrashite
一片hitohiraのno物語monogatari
そうsou二人futariだけのdakeno一頁pêji
絡karaみmi合aうu声koe揺yuれてrete
もうmou求motoめるままにmerumamani溺oboれてrete
泡沫utakataのno夢yumeがたりgatari
さぁsaa望月bougetsuのno闇夜yamiyoをwo切kiりri裂saいてite