よみ:きめら
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時ときは平安へいあん
雨雲あまぐも迫せまりて一面いちめんに暗くれ塞ふさがりたり
霹靂はたたく天てんより荒あらましき雄をの鵺ぬえ現あらわる
ひょうひょう
怪あやしかる黒煙こくえんと音おと 頼政よりまさは弓箭きゅうせんを構かまえへ
雌めの鵺ぬえに遠矢とほやを射い中あて誅戮ちゅうりくし給たまふ
猿ましら狢うじな虎とら蛇へみ
世よに落おちて苦くを受うくるに 愛めぐし美うつくし吾子あこを厭いやふ
喉のどを箆深のぶかに刺さされたる母ははは消きえ果はてぬる
猿ましら 狢むじな 虎とら 蛇へみ
天てんを仰あおぎ叫さけび猛たけびて喚おめく 憂うき世よを仇あたみて
地ちをも夥おびたたししく震ふる程ほど 胸むねの焔ほむらは盛さかりなり
怨うらめしかりし事ことどもなり
鬼き眼め羅ら
生いきながら捉とられし吾子あこは物ものゆかしかり遊あそび物ものぞ
今昔こんじゃく未見こんじゃくみけんの奇き物ぶつと其それを弄もてあそぶ
頭かしら胴どう枝えだ尾を
猿ましら 狢むじな 虎とら 蛇へみ
我われをば待またね
天てんを仰あおぎ叫さけび猛たけびて喚おめく 憂うき世よを仇あたみて
地ちをも夥おびただしく震ふる程ほど 胸むねの焔ほむろは盛さかりなり
星ほしを失うしなひ断たたるる夢ゆめ 闇やみに暮くれて臥ふしたりけり
空そらを貫つらぬききたる雷いかずち牙きばを噛かみ出いだし狂くるひて
遺恨いこんの至いたり 赦ゆるさじとす
鬼き眼め羅ら
雨雲あまぐも迫せまりて一面いちめんに暗くれ塞ふさがりたり
霹靂はたたく天てんより荒あらましき雄をの鵺ぬえ現あらわる
ひょうひょう
怪あやしかる黒煙こくえんと音おと 頼政よりまさは弓箭きゅうせんを構かまえへ
雌めの鵺ぬえに遠矢とほやを射い中あて誅戮ちゅうりくし給たまふ
猿ましら狢うじな虎とら蛇へみ
世よに落おちて苦くを受うくるに 愛めぐし美うつくし吾子あこを厭いやふ
喉のどを箆深のぶかに刺さされたる母ははは消きえ果はてぬる
猿ましら 狢むじな 虎とら 蛇へみ
天てんを仰あおぎ叫さけび猛たけびて喚おめく 憂うき世よを仇あたみて
地ちをも夥おびたたししく震ふる程ほど 胸むねの焔ほむらは盛さかりなり
怨うらめしかりし事ことどもなり
鬼き眼め羅ら
生いきながら捉とられし吾子あこは物ものゆかしかり遊あそび物ものぞ
今昔こんじゃく未見こんじゃくみけんの奇き物ぶつと其それを弄もてあそぶ
頭かしら胴どう枝えだ尾を
猿ましら 狢むじな 虎とら 蛇へみ
我われをば待またね
天てんを仰あおぎ叫さけび猛たけびて喚おめく 憂うき世よを仇あたみて
地ちをも夥おびただしく震ふる程ほど 胸むねの焔ほむろは盛さかりなり
星ほしを失うしなひ断たたるる夢ゆめ 闇やみに暮くれて臥ふしたりけり
空そらを貫つらぬききたる雷いかずち牙きばを噛かみ出いだし狂くるひて
遺恨いこんの至いたり 赦ゆるさじとす
鬼き眼め羅ら