何なに求もとめ押おし寄よせる
無限むげんの営いとなみ
砂すなに残のこる爪痕つめあと
誰だれかの 潮先しおさき
燦々さんさんそそぐ日射ひざし
段々だんだん湿しめる額ひたい
地平線ちへいせんを泳およぐ
星ほしのような飛行船ひこうせん
並ならんで寝ねそべり
溶とけ出だす宇宙うちゅうに
延のばした手ての先さき
ひらり留とまった
ハグロトンボの
翅はねの色いろより
深ふかい宵闇よいやみが
君きみをさらっても
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いつだって
すぐに見みつける
どんなときも
見失みうしないはしない
君きみに押おされ
波打なみうち際ぎわ
「これで引ひき分わけ」
君きみが笑わらった
突然とつぜんの風かぜ
午後ごごの汽笛きてき
髪かみをかき上あげ
君きみが笑わらった
君きみが笑わらった
君きみが笑わらった
・
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連つらなる稜線りょうせん
草臥くたびれた人生じんせい
さあもっと向むこうへ
機械的きかいてき輪廻りんね
ひび割われた大地だいち
罪人ざいにんの改心かいしん
いつかの未来みらいに
託たくして
答こたえを求もとめて
砂すな食はむ旅人たびびと
靴紐くつひもほどけて
足下あしもとに回答かいとう
沈しずむ太陽たいようが
歌うたう愛あいの歌うた
痩やせたライオンが
佇たたずむ
嗚ああ
何nani求motoめme押oしshi寄yoせるseru
無限mugenのno営itonaみmi
砂sunaにni残nokoるru爪痕tsumeato
誰dareかのkano 潮先shiosaki
燦々sansanそそぐsosogu日射hizaしshi
段々dandan湿shimeるru額hitai
地平線chiheisenをwo泳oyoぐgu
星hoshiのようなnoyouna飛行船hikousen
並naraんでnde寝neそべりsoberi
溶toけke出daすsu宇宙uchuuにni
延noばしたbashita手teのno先saki
ひらりhirari留toまったmatta
ハグロトンボhagurotonboのno
翅haneのno色iroよりyori
深fukaいi宵闇yoiyamiがga
君kimiをさらってもwosarattemo
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いつだってitsudatte
すぐにsuguni見miつけるtsukeru
どんなときもdonnatokimo
見失miushinaいはしないihashinai
君kimiにni押oされsare
波打namiuちchi際giwa
「これでkorede引hiきki分waけke」
君kimiがga笑waraったtta
突然totsuzenのno風kaze
午後gogoのno汽笛kiteki
髪kamiをかきwokaki上aげge
君kimiがga笑waraったtta
君kimiがga笑waraったtta
君kimiがga笑waraったtta
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連tsuraなるnaru稜線ryousen
草臥kutabiれたreta人生jinsei
さあもっとsaamotto向muこうへkouhe
機械的kikaiteki輪廻rinne
ひびhibi割waれたreta大地daichi
罪人zaininのno改心kaishin
いつかのitsukano未来miraiにni
託takuしてshite
答kotaえをewo求motoめてmete
砂suna食haむmu旅人tabibito
靴紐kutsuhimoほどけてhodokete
足下ashimotoにni回答kaitou
沈shizuむmu太陽taiyouがga
歌utaうu愛aiのno歌uta
痩yaせたsetaライオンraionがga
佇tatazuむmu
嗚aa