宵闇よいやみに浮うかび上あがる
虚うつろに聳そびえるシルエット
探さがそうとすればするほど
誰だれも此処ここには辿たどり着つけない
その胸むねに秘ひめたままの
虚むなしさの灯火ともしびに導みちびかれ
出逢であえたなら
心休こころやすめて ご緩ゆるりと
窓まどの外そとを見下みおろせば
蟻ありのパレード
幸しあわせの角砂糖かくざとうに
群むらがり奪うばい合あう 人ひとの姿すがた
欲ほしがれば欲ほしがるほど
手てにすることはできない
それ以上いじょう 求もとめるなら
君きみは此処ここから去さらねばならない
何処どこまでも続つづいてゆく
蟻ありのパレード
幸しあわせも不幸ふしあわせも
お構かまい無なしに求もとめて彷徨さまよう
パレードは君きみの帰かえりを待まっている
宵闇yoiyamiにni浮uかびkabi上aがるgaru
虚utsuろにroni聳sobiえるeruシルエットshiruetto
探sagaそうとすればするほどsoutosurebasuruhodo
誰dareもmo此処kokoにはniha辿tadoりri着tsuけないkenai
そのsono胸muneにni秘hiめたままのmetamamano
虚munaしさのshisano灯火tomoshibiにni導michibiかれkare
出逢deaえたならetanara
心休kokoroyasuめてmete ごgo緩yuruりとrito
窓madoのno外sotoをwo見下mioろせばroseba
蟻ariのnoパレpareードdo
幸shiawaせのseno角砂糖kakuzatouにni
群muraがりgari奪ubaいi合aうu 人hitoのno姿sugata
欲hoしがればshigareba欲hoしがるほどshigaruhodo
手teにすることはできないnisurukotohadekinai
それsore以上ijou 求motoめるならmerunara
君kimiはha此処kokoからkara去saらねばならないranebanaranai
何処dokoまでもmademo続tsuduいてゆくiteyuku
蟻ariのnoパレpareードdo
幸shiawaせもsemo不幸fushiawaせもsemo
おo構kamaいi無naしにshini求motoめてmete彷徨samayoうu
パレpareードdoはha君kimiのno帰kaeりをriwo待maっているtteiru