一生奇跡に縋ってろ 歌詞 ナナヲアカリ ふりがな付

生いき辛づらさを怠惰たいだとして患わずらい
手荷物てにもつに社会性しゃかいせいを持もち
人生じんせいは言いうならば消化しょうか試合じあいに突入とつにゅう中ちゅうさ
死しとは上位じょうい入賞者にゅうしょうしゃの勲章くんしょうだ
這はいずって血反吐ちへどを出だして
勝かち取とってナンボのモンなので
微温湯ぬるまゆに浸つかってだなんて甘あまいぞ

「生涯しょうがいとは自主じしゅ制作せいさくの映画えいがみたいなもの
切きり取とった映像えいぞうに価値かちが有あるか無ないか
さあ、どっちだなんて金かねは関係無かんけいない」
そうかそうか 君きみは大層たいそうロマンチストだ
どうかその大たいしたプライドをお大事だいじに
虫酸むしずが走はしるぜ

努力どりょくは必かならず報むくわれる 雨降あめふって地固じかたまる
世界せかいはそれでも素晴すばらしい
嘘吐うそつきは何処どこの何奴どいつだ
明あけない夜よるなど無ない
明日あしたは明日あしたの風かぜが吹ふく
終おわり良よければ全すべて良よし
嘘吐うそつきは何処どこの何奴どいつだ

手合てあわせて 一生いっしょう奇跡きせきに縋すがってろ

自分じぶんにとっての正解せいかいは
誰だれかの間違まちがいかもしれない
自分じぶんにとっての幸福こうふくは
誰だれかの不幸ふこうかもしれない
そう思おもったら何なにもかも
言いえなくなってしまった
どん詰つまった閉塞感へいそくかんに誰だれも姿すがたを消けした

時代じだいは射いられて然しかるべきだ
理想りそうは廃品回収はいひんかいしゅう車しゃへポイだ
持もつべきは夢ゆめではない 現実感げんじつかんだ

生涯しょうがいとは長編ちょうへん作さくの映画えいがみたいなもの
全ぜん70万まん800時間じかんの上映じょうえい内容ないようを封ふうした
膨大ぼうだいなディスク
それを相手あいてに押おしつけようだなんて
僕ぼくという人間にんげんをわかってもらおうとする
態度たいど自体じたいが 厚あつかましい話はなしだ

塵ちりも積つもれば山やまとなる 継続けいぞくは力ちからなり
笑わらう門かどには福ふく来きたる 嘘吐うそつきは何処どこの何奴どいつだ
良薬りょうやくは口くちに苦にがし 失敗しっぱいは成功せいこうのもと
驕おごれる者もの久ひさしからず
嘘吐うそつきは何処どこの何奴どいつだ

手合てあわせて
「この通とおりどうかどうか」って
一生いっしょう奇跡きせきに縋すがってろ