鈍にぶい 鈍にぶい 鈍にぶい 腕うでを上あげて
胸むねの 胸むねの 胸むねの 錆さびを剥はがす
あぁ
孤独こどくな夜中よなかに立たち上あがり
穴あなを掘ほる、記録きろくを探さがす
僕ぼくが目めを覚さますその前まえの
人間にんげんが夢ゆめなんかを見みてた頃ころ……
遥はるか昔むかしの科学者かがくしゃ達たちが
宇宙うちゅうを目指めざし夜空よぞらに消きえた
見捨みすてられた僕ぼくの、僕ぼくの心こころに
淡あわい、恋こいが生うまれた
深ふかい 深ふかい 深ふかい 海うみの底そこで
君きみの 君きみの 君きみの 声こえを聞きいた
あぁ
廃すたれる最中さなかのメッセージ
指さし示しめす新あらたな母ぼ星せい
誰だれのものでも無ない星ほしから
次つぎは空そら、示しめす星ほしへ飛とんでいく……
(人間にんげんの夢ゆめは、僕ぼくの夢ゆめでもあった。)
(気きが遠とおくなる程ほどに、深ふかく掘ほった海うみの底そこから)
(今いままで見みたことのない情報じょうほうが、出でてきたその時とき)
(僕ぼくの身体からだは気持きもちと共ともに、空そらへ高たかく昇のぼったのだ。)
時間じかんは戻もどり人間にんげんの夢ゆめ
声こえの主あるじを僕ぼくは見みつけた
腕うでを伸のばして……
遥はるか昔むかしの科学者かがくしゃ達たちが
宇宙うちゅうに向むけて駆かけ出だした頃ころ
ずっと眠ねむる、眠ねむるロボットの夢ゆめ
そこに、愛あいが生うまれた
鈍nibuいi 鈍nibuいi 鈍nibuいi 腕udeをwo上aげてgete
胸muneのno 胸muneのno 胸muneのno 錆sabiをwo剥haがすgasu
あぁaa
孤独kodokuなna夜中yonakaにni立taちchi上aがりgari
穴anaをwo掘hoるru、記録kirokuをwo探sagaすsu
僕bokuがga目meをwo覚saますそのmasusono前maeのno
人間ningenがga夢yumeなんかをnankawo見miてたteta頃koro……
遥haruかka昔mukashiのno科学者kagakusya達tachiがga
宇宙uchuuをwo目指mezaしshi夜空yozoraにni消kiえたeta
見捨misuてられたterareta僕bokuのno、僕bokuのno心kokoroにni
淡awaいi、恋koiがga生uまれたmareta
深fukaいi 深fukaいi 深fukaいi 海umiのno底sokoでde
君kimiのno 君kimiのno 君kimiのno 声koeをwo聞kiいたita
あぁaa
廃sutaれるreru最中sanakaのnoメッセmesseージji
指saしshi示shimeすsu新araたなtana母bo星sei
誰dareのものでもnomonodemo無naいi星hoshiからkara
次tsugiはha空sora、示shimeすsu星hoshiへhe飛toんでいくndeiku……
(人間ningenのno夢yumeはha、僕bokuのno夢yumeでもあったdemoatta。)
(気kiがga遠tooくなるkunaru程hodoにni、深fukaくku掘hoったtta海umiのno底sokoからkara)
(今imaまでmade見miたことのないtakotononai情報jouhouがga、出deてきたそのtekitasono時toki)
(僕bokuのno身体karadaはha気持kimoちとchito共tomoにni、空soraへhe高takaくku昇noboったのだttanoda。)
時間jikanはha戻modoりri人間ningenのno夢yume
声koeのno主arujiをwo僕bokuはha見miつけたtsuketa
腕udeをwo伸noばしてbashite……
遥haruかka昔mukashiのno科学者kagakusya達tachiがga
宇宙uchuuにni向muけてkete駆kaけke出daしたshita頃koro
ずっとzutto眠nemuるru、眠nemuるruロボットrobottoのno夢yume
そこにsokoni、愛aiがga生uまれたmareta