何もないサンデイ 歌詞 コンテンポラリーな生活 ふりがな付

東京とうきょう行ゆきのバスに乗のって
隣となりの席せきじゃデブのおっさんが
一息ひといきついてビール飲のんで
幸しあわせそうな顔かおしてたんだよ

悪わるくはないかもね

バスを降おりて渋谷しぶやに着ついて
そんじゃこっから何なにをしようかって
早朝そうちょうだってのに周まわりは
忙いそがしそうな人ひとがいっぱいだよ

会社かいしゃへ急いそぐ人ひとや
女連おんなづれの男おとこや
友ともだちといる女おんなの子こ
ギター背負せおった少年しょうねん

こんな今日きょうはどうしようか
みんな予定よていは決きまってるのかな
もしや何なにも決きまってないのは
こんだけ人ひとがいて僕ぼくだけかい

何なにもないサンデイさ

誰だれにも当あたらないように縮ちぢこまって
とぼとぼ駅前えきまえを一人ひとり歩あるいて行いく

誰だれも僕ぼくなど気きにしてないよ
何者なにものにもなれなくても
いつかは吠ほえてやる!

こんな今日きょうはどうしようか
焦燥感しょうそうかん、どこにしまうのかな
もしや何なにも知しってないのは
僕ぼくだけかな

要いらないよ、要いらないよ
今いまは占うらないのハズレの人ひとみたいに
価値観かちかんもアドバイスも
荷にが重おもすぎるのさ
消きえたいよ、消きえたいよ
僕ぼくの要いらないようなハズレのとこだけでも
日曜にちようのお終しまいの夕暮ゆうぐれの中なかへと

こんな今日きょうはどんなだった?
ろくなもんじゃないとかいうことを
ちょっとでいい、片手間かたてまで良よい
笑わらって僕ぼくに話はなしておくれ
悲かなしかった
腹はらが立たった
そんでちょっと笑わらえることも
あったような、なかったような
そんな話はなしを聞きかせておくれ

何なにもないサンデイさ