光の街 歌詞 果歩 ふりがな付

渋谷駅しぶやえき 夜よる 反対側はんたいがわ 平日へいじつ いつもより人ひとはいない
それでもあたしにはキラキラ眩まぶしくて
急いそぎ足あしで向むかった帰かえり道みちはゆっくり歩あるいてさ
考かんがえていたのは君きみのことだった
零こぼさないように 東京とうきょうの星ほしを見上みあげた
横断おうだん歩道ほどうにゴミが落おちていた
人ひとにぶつかって歩あるいた ゴミみたいだなって蹴けり飛とばしたい
疲つかれているから悲かなしいからじゃない
でもゴミに紛まぎれて歩あるいた、ゴミみたいなのはあたしだった
香水こうすいの匂においがキツイなって毛嫌けぎらいした人ひとも
今いまじゃあたしもおんなじだよってすっかりシティーガールだなって
うるせぇな、黙だまれよって話はなしを聞きいてもらいたい人ひとも
今いまじゃもういない

今夜こんやは都会とかいの風かぜに揺ゆられながら
優やさしい君きみを想おもって歌うたってみた
クズなあたしをそれでもいいと言いってくれた
ステージの上うえで歌うたう君きみをみていた

新宿駅しんじゅくえき 昼ひる 歌舞伎町かぶきちょうの汚きたねぇ空気くうきを吸すっていた
これが東京とうきょうかうるさくて冷つめたくて嫌きらいだなぁ
またね も告つげずに出でてきてしまった後うしろ姿すがたを見みつけてくれた
君きみはあたしが好すきだと言いってた歌うたをいつまでも歌うたっていた

今夜こんやは都会とかいの風かぜに揺ゆられながら
優やさしい君きみを想おもって歌うたってみた
クズなあたしをそれでもいいと言いってくれた
ステージの上うえで話はなす君きみをみていた

ほらまた我儘わがままを言いうあたしに優やさしくありがとうって言いうんでしょ?
黙だまれよ 黙だまれよ 黙だまれよ もう黙だまってよ
君きみを傷きずつけたあたしをクズと歌うたえよ

さよならだ、好すきじゃなかったよ

今夜こんやは都会とかいの風かぜに揺ゆられながら
優やさしい君きみを想おもって歌うたってみた
クズなあたしをそれでもいいと言いってくれた
ステージの上うえで歌うたう君きみをみていた