揺ゆれてる茶柱ちゃばしら
何なんとなく
見みつめて咳せきした
ひとりごと
子供こどもの頃ころなら
ただ泣ないてごまかせたのに
ずっと剥はがせずにいた心こころの瘡蓋かさぶた
ゆっくりとふやけて
いつの間まにか
消きえてくれたら
揺ゆれてる茶柱ちゃばしら
何なにもいらないはずなのに
静しずかな言葉ことばが
何なんとなく
伝つたわる気きがした
暑あつい夜よる
重かさなる火花ひばなが
煙けむりの中なかで揺ゆれていた
ずっと変かわらないと信しんじてた心こころは
ゆっくりと擦こすれては重かさね塗ぬり
傷きずは消きえても
揺ゆれてる茶柱ちゃばしら
何なにもいらないはずなのに
君きみの夢ゆめも見みたくないのに
揺yuれてるreteru茶柱chabashira
何nanとなくtonaku
見miつめてtsumete咳sekiしたshita
ひとりごとhitorigoto
子供kodomoのno頃koroならnara
ただtada泣naいてごまかせたのにitegomakasetanoni
ずっとzutto剥haがせずにいたgasezuniita心kokoroのno瘡蓋kasabuta
ゆっくりとふやけてyukkuritofuyakete
いつのitsuno間maにかnika
消kiえてくれたらetekuretara
揺yuれてるreteru茶柱chabashira
何naniもいらないはずなのにmoiranaihazunanoni
静shizuかなkana言葉kotobaがga
何nanとなくtonaku
伝tsutaわるwaru気kiがしたgashita
暑atsuいi夜yoru
重kasaなるnaru火花hibanaがga
煙kemuriのno中nakaでde揺yuれていたreteita
ずっとzutto変kaわらないとwaranaito信shinじてたjiteta心kokoroはha
ゆっくりとyukkurito擦kosuれてはreteha重kasaねne塗nuりri
傷kizuはha消kiえてもetemo
揺yuれてるreteru茶柱chabashira
何naniもいらないはずなのにmoiranaihazunanoni
君kimiのno夢yumeもmo見miたくないのにtakunainoni