からっぽの心こころの中なか
なにもない
荒浪あらなみはとうに凪ないで
音おとは消きえた
目めを開あけているのかどうかもわからない本当ほんとうの闇やみ
空そらの高たかさ 人ひとの声こえを 思おもい出だすことさえ拒こばんで
「もし叶かなうなら あの日ひあの場所ばしょへ帰かえして」
過去かこに囚とらわれた囚人しゅうじんはまだ許ゆるされるのを待まっている
鍵かぎのない鎖くさりにつながれてうずくまるだけ
あなたは生いきている
そう生いきている 今日きょうだけのあなたを
引ひき潮しおがあらわにする島しまのように
見落みおとしていた手てがかり 目めをこらすの
好すきだった歌うたを歌うたい 風かぜと歩あるき
溢あふれ出でる感情かんじょうをただ放ほうっておこう
ある人ひとはあなたに寄より添そい
ある人ひとは立たち去さるだろう
誰だれもみんなひとりひとつ 違ちがう理由りゆうを抱だいて彷徨さまよう
「どうか永遠えいえんに消きえないものをください」
未来みらいを憂うれう少年しょうねんはまだ不変ふへんの愛あいを求もとめて
失うしなうことに怯おびえて何なにも与あたえられない
あなたを信しんじてる
そう信しんじてる人ひとがここにいるわ
哀かなしみや怒いかりを恥はじないで
内うちなる情熱じょうねつを止とめないで
過去かこに囚とらわれた囚人しゅうじんはまだ許ゆるされるのを待まっている
鍵かぎのない鎖くさりにつながれてうずくまるだけ
あなたは生いきている
そう生いきている 今日きょうだけのあなたを
そう生いきていく 今日きょうからのあなたを
からっぽのkarappono心kokoroのno中naka
なにもないnanimonai
荒浪aranamiはとうにhatouni凪naいでide
音otoはha消kiえたeta
目meをwo開aけているのかどうかもわからないketeirunokadoukamowakaranai本当hontouのno闇yami
空soraのno高takaさsa 人hitoのno声koeをwo 思omoいi出daすことさえsukotosae拒kobaんでnde
「もしmoshi叶kanaうならunara あのano日hiあのano場所basyoへhe帰kaeしてshite」
過去kakoにni囚toraわれたwareta囚人syuujinはまだhamada許yuruされるのをsarerunowo待maっているtteiru
鍵kagiのないnonai鎖kusariにつながれてうずくまるだけnitsunagareteuzukumarudake
あなたはanataha生iきているkiteiru
そうsou生iきているkiteiru 今日kyouだけのあなたをdakenoanatawo
引hiきki潮shioがあらわにするgaarawanisuru島shimaのようにnoyouni
見落mioとしていたtoshiteita手teがかりgakari 目meをこらすのwokorasuno
好suきだったkidatta歌utaをwo歌utaいi 風kazeとto歩aruきki
溢afuれre出deるru感情kanjouをただwotada放houっておこうtteokou
あるaru人hitoはあなたにhaanatani寄yoりri添soいi
あるaru人hitoはha立taちchi去saるだろうrudarou
誰dareもみんなひとりひとつmominnahitorihitotsu 違chigaうu理由riyuuをwo抱daいてite彷徨samayoうu
「どうかdouka永遠eienにni消kiえないものをくださいenaimonowokudasai」
未来miraiをwo憂ureうu少年syounenはまだhamada不変fuhenのno愛aiをwo求motoめてmete
失ushinaうことにukotoni怯obiえてete何naniもmo与ataえられないerarenai
あなたをanatawo信shinじてるjiteru
そうsou信shinじてるjiteru人hitoがここにいるわgakokoniiruwa
哀kanaしみやshimiya怒ikaりをriwo恥haじないでjinaide
内uchiなるnaru情熱jounetsuをwo止toめないでmenaide
過去kakoにni囚toraわれたwareta囚人syuujinはまだhamada許yuruされるのをsarerunowo待maっているtteiru
鍵kagiのないnonai鎖kusariにつながれてうずくまるだけnitsunagareteuzukumarudake
あなたはanataha生iきているkiteiru
そうsou生iきているkiteiru 今日kyouだけのあなたをdakenoanatawo
そうsou生iきていくkiteiku 今日kyouからのあなたをkaranoanatawo