Anemone 歌詞 摩天楼オペラ ふりがな付

遠とおくまで 遠とおくまで 僕ぼくたちは歩あるいた
握にぎり締しめた赤あかいアネモネ 枯かれるまでこのまま

空気くうきや感情かんじょう 街まちの端々はしばしにあるため息いきたち
今いまではあなたといた時間じかんが
幻まぼろしみたい 音おともなく消きえていく

きっかけはどこにあった? 僕ぼくたちは見失みうしなってた
いつまで物語ものがたりの真まん中なかにいるつもりなんだ

遠とおくまで 遠とおくまで 僕ぼくたちは歩あるいた
握にぎり締しめた赤あかいアネモネ 枯かれるまでこのまま

時ときは止とまることなく 足あしを早はやめていく
僕ぼくは遠とおのいていく過去かこを愛めでる[時ときの奴隷どれい]

遠とおくまで 遠とおくまで 僕ぼくたちは歩あるけると思おもっていた

傷きずばかりじゃない 失なくすばかりじゃない
生うまれてきたものがある
抱だきしめていたい 大切たいせつに愛あいしながら忘わすれよう

あなたに会あえてよかった 君きみに会あえてよかった
会あうことのない二人ふたりが見上みあげてた 静しずかな空そら