揺ゆれる街まちの残のこり火び 一人ひとり 影かげを垂たらして
向むかう先さきは何処どこでしょう 目めにも余あまる話はなしね
凪ないだ夜よるの静しずけさ 君きみは懲こりず手てを取とる
向むかう先さきは何処どこでしょう 少すこし寂さびしいの
重かさなり合あったって意味いみもない 通かよわせるったって冗談じょうだんでしょ
なのに君きみはどうして いつもいつも
また そんな恥はずかしい事こと こんな人ひとよあたしは
枯かれた花はなはいらないわ 少すこし傍そばにいて
愛あいを詠うたう箱庭はこにわ ここは少すこし狭せまいわ
迷惑めいわくが掛かかるから ここではない何処どこかへ
きっとそれが幸しあわせさ
赤あかい道化どうけの様ような君きみ 跳はねて泣ないて踊おどるの
君きみはなにも悪わるくないわ 街まちの隅すみで揺ゆれよう
また愛あいに酔よいつぶれたら 代かわりに泣ないてあげる
誰だれに伝つたわることもない
とても情なさけなくてごめんね
こんな人ひとなのあたしは
臆病おくびょうで恥はじらいを捨すてきれずにいる
とても情なさけなくてごめんね
こんな人ひとなのあたしは
二人ふたりだけの幸しあわせを捨すてきれずにいる
誰だれも悪わるくないだろう 少すこし寂さびしかっただけ
揺yuれるreru街machiのno残nokoりri火bi 一人hitori 影kageをwo垂taらしてrashite
向muかうkau先sakiはha何処dokoでしょうdesyou 目meにもnimo余amaるru話hanashiねne
凪naいだida夜yoruのno静shizuけさkesa 君kimiはha懲koりずrizu手teをwo取toるru
向muかうkau先sakiはha何処dokoでしょうdesyou 少sukoしshi寂sabiしいのshiino
重kasaなりnari合aったってttatte意味imiもないmonai 通kayoわせるったってwaseruttatte冗談joudanでしょdesyo
なのにnanoni君kimiはどうしてhadoushite いつもいつもitsumoitsumo
またmata そんなsonna恥haずかしいzukashii事koto こんなkonna人hitoよあたしはyoatashiha
枯kaれたreta花hanaはいらないわhairanaiwa 少sukoしshi傍sobaにいてniite
愛aiをwo詠utaうu箱庭hakoniwa ここはkokoha少sukoしshi狭semaいわiwa
迷惑meiwakuがga掛kaかるからkarukara ここではないkokodehanai何処dokoかへkahe
きっとそれがkittosorega幸shiawaせさsesa
赤akaいi道化doukeのno様youなna君kimi 跳haねてnete泣naいてite踊odoるのruno
君kimiはなにもhananimo悪waruくないわkunaiwa 街machiのno隅sumiでde揺yuれようreyou
またmata愛aiにni酔yoいつぶれたらitsuburetara 代kaわりにwarini泣naいてあげるiteageru
誰dareにni伝tsutaわることもないwarukotomonai
とてもtotemo情nasaけなくてごめんねkenakutegomenne
こんなkonna人hitoなのあたしはnanoatashiha
臆病okubyouでde恥haじらいをjiraiwo捨suてきれずにいるtekirezuniiru
とてもtotemo情nasaけなくてごめんねkenakutegomenne
こんなkonna人hitoなのあたしはnanoatashiha
二人futariだけのdakeno幸shiawaせをsewo捨suてきれずにいるtekirezuniiru
誰dareもmo悪waruくないだろうkunaidarou 少sukoしshi寂sabiしかっただけshikattadake