三文小説 歌詞 King Gnu 日本テレビ系 土曜ドラマ「35歳の少女」主題歌 ふりがな付

この世界せかいの誰だれもが
君きみを忘わすれ去さっても
随分ずいぶん老ふけたねって
今日きょうも隣となりで笑わらうから

怯おびえなくて良いいんだよ
そのままの君きみで良いいんだよ
増ふえた皺しわの数かずを隣となりで数かぞえながら

僕ぼくらの人生じんせいが
三さん文もん小説しょうせつだとしても
投なげ売うる気きは無ないね
何度なんどでも書かき直なおすよ

誰だれもが愛あい任まかせ
いつまでも彷徨さまよう定さだめ
この小説はなしの果はての
その先さきを書かき足たすよ

真実しんじつと向むき合あうためには
一人ひとりにならなきゃいけない時ときがある
過あやまちだと分わかっていても尚なお
描えがき続つづけたい物語ものがたりがあるよ

ああ
駄文だぶんばかりの脚本きゃくほんと
三さん文もん芝居しばいにいつ迄までも
付つき合あっていたいのさ

ああ
君きみの不器用ぶきような
表情ひょうじょうや言葉ことば一ひとつで
救すくわれる僕ぼくがいるから

あの頃ころの輝かがやきが
息いきを潜ひそめたとしても
随分ずいぶん老ふけたねって
明日あすも隣となりで笑わらうから

悲かなしまないで良いいんだよ
そのままの君きみが良いいんだよ
過すぎゆく秒針びょうしんを隣となりで数かぞえながら

止とめどなく流ながるる泪なみだ雨あめが
小説しょうせつのように人生じんせいを何章なんしょうにも
区切くぎってくれるから

愚おろかだと分わかっていても尚なお
足掻あがき続つづけなきゃいけない物語ものがたりがあるよ

ああ
立たち尽つくした
あの日ひの頼たよりない背中せなかを
今いまなら強つよく押おして見みせるから

ああ
僕ぼくのくだらない
表情ひょうじょうや言葉ことば一ひとつで
微笑ほほえんだ君きみがいるから

ああ
駄文だぶんばかりの脚本きゃくほんと
三さん文もん芝居しばいにいつ迄までも
付つき合あっていたいのさ

ああ
君きみの不器用ぶきような
表情ひょうじょうや言葉ことば一ひとつで
救すくわれる僕ぼくがいるから

ああ
立たち尽つくした
あの日ひの頼たよりない背中せなかを
今いまなら強つよく押おして見みせるから

ああ
僕ぼくのくだらない
表情ひょうじょうや言葉ことば一ひとつで
微笑ほほえんだ君きみがいるから

この世界せかいの誰だれもが
君きみを忘わすれ去さっても
随分ずいぶん老ふけたねって
今日きょうも隣となりで笑わらうから

怯おびえなくて良いいんだよ
そのままの君きみで良いいんだよ
増ふえた皺しわの数かずを隣となりで数かぞえながら