指ゆびの隙間すきまからこぼれ出だすあの日ひのこと
ためらうだけの口元くちもとには色いろを引ひこう
戻もどれないように 喉のどにしずめて
身体からだは不安ふあんを今いまも馴染なじませ続つづけている
悲かなしまぬように
でもきっともう忘わすれてるよ 在ある日ひの亡霊ぼうれい
夜風よかぜはどうしてこんなにも寂さびしい
君きみが言いうから 影かげを捕つかまえても
外そとでは雨あめ 雨あめは手てのひらにいっぱい
君きみが歌うたうから もうはぐれないように
指ゆびの隙間すきまからこぼれ出だすあの日ひの音おと
指yubiのno隙間sukimaからこぼれkarakobore出daすあのsuano日hiのことnokoto
ためらうだけのtameraudakeno口元kuchimotoにはniha色iroをwo引hiこうkou
戻modoれないようにrenaiyouni 喉nodoにしずめてnishizumete
身体karadaはha不安fuanをwo今imaもmo馴染najiませmase続tsuduけているketeiru
悲kanaしまぬようにshimanuyouni
でもきっともうdemokittomou忘wasuれてるよreteruyo 在aるru日hiのno亡霊bourei
夜風yokazeはどうしてこんなにもhadoushitekonnanimo寂sabiしいshii
君kimiがga言iうからukara 影kageをwo捕tsukaまえてもmaetemo
外sotoではdeha雨ame 雨ameはha手teのひらにいっぱいnohiraniippai
君kimiがga歌utaうからukara もうはぐれないようにmouhagurenaiyouni
指yubiのno隙間sukimaからこぼれkarakobore出daすあのsuano日hiのno音oto