束つかの間まだった
あなたは浮うかぬ顔かおだった
通とおりで苦くるしいわけだ
まだ朝あさだった
眠ねむれないだろう
限かぎりもないだろう
話はなせる友とももいないから
切せつない想おもいは
心こころの中なかで旅立たびだたせない夜光虫やこうちゅうさ
消けせない想おもいが
光ひかるこの夜よる
泣なき虫むしはまだ闇やみに溶とけ込こんだまま
打うちかけだった
文字もじが踊おどる様さま見みてた
誰だれに向むけた悲かなしみか
それとも憎にくしみか
崩くずれないだろう
こんな人生じんせいじゃ
大たいして価値かちない喪失そうしつだから
切せつない想おもいは
心こころの中なかで飼かい慣ならせない夜光虫やこうちゅうさ
消けせない想おもいが
光ひかるこの夜よる
泣なき虫むしはまた闇やみの先さきを怖こわがる
胸むねのつかえが脅おどかす
おんなじリズムで轟とどろかす
失うしなうことで生活せいかつが並ならんでいく
慣なれた先さきは
どうしてだっけ
いつからだっけ
眠ねむる時間じかんがわからなくなったのは
触ふれ合あう喜よろこび
それと同時どうじに
無なくなるはずと夜光虫やこうちゅうが
誰だれの幸しあわせも願ねがえぬ心こころ
日ひの光ひかりで赤あかくなった
切せつない想おもいは
心こころの中なかで影かげを育そだてる夜光虫やこうちゅうさ
消けせない想おもいを
浮うかべたばかり
そんなことより
もう朝あさだった
束tsukaのno間maだったdatta
あなたはanataha浮uかぬkanu顔kaoだったdatta
通tooりでride苦kuruしいわけだshiiwakeda
まだmada朝asaだったdatta
眠nemuれないだろうrenaidarou
限kagiりもないだろうrimonaidarou
話hanaせるseru友tomoもいないからmoinaikara
切setsuないnai想omoいはiha
心kokoroのno中nakaでde旅立tabidaたせないtasenai夜光虫yakouchuuさsa
消keせないsenai想omoいがiga
光hikaるこのrukono夜yoru
泣naきki虫mushiはまだhamada闇yamiにni溶toけke込koんだままndamama
打uちかけだったchikakedatta
文字mojiがga踊odoるru様sama見miてたteta
誰dareにni向muけたketa悲kanaしみかshimika
それともsoretomo憎nikuしみかshimika
崩kuzuれないだろうrenaidarou
こんなkonna人生jinseiじゃja
大taiしてshite価値kachiないnai喪失soushitsuだからdakara
切setsuないnai想omoいはiha
心kokoroのno中nakaでde飼kaいi慣naらせないrasenai夜光虫yakouchuuさsa
消keせないsenai想omoいがiga
光hikaるこのrukono夜yoru
泣naきki虫mushiはまたhamata闇yamiのno先sakiをwo怖kowaがるgaru
胸muneのつかえがnotsukaega脅odoかすkasu
おんなじonnajiリズムrizumuでde轟todoroかすkasu
失ushinaうことでukotode生活seikatsuがga並naraんでいくndeiku
慣naれたreta先sakiはha
どうしてだっけdoushitedakke
いつからだっけitsukaradakke
眠nemuるru時間jikanがわからなくなったのはgawakaranakunattanoha
触fuれre合aうu喜yorokoびbi
それとsoreto同時doujiにni
無naくなるはずとkunaruhazuto夜光虫yakouchuuがga
誰dareのno幸shiawaせもsemo願negaえぬenu心kokoro
日hiのno光hikariでde赤akaくなったkunatta
切setsuないnai想omoいはiha
心kokoroのno中nakaでde影kageをwo育sodaてるteru夜光虫yakouchuuさsa
消keせないsenai想omoいをiwo
浮uかべたばかりkabetabakari
そんなことよりsonnakotoyori
もうmou朝asaだったdatta