八番街ピコピコ通り 歌詞 ネクライトーキー ふりがな付

少年しょうねんが部屋へやの隅すみでクスクスと
上出来じょうできな絵えとか自慢じまんし合あってんだ
駄菓子屋だがしやだって巻まき上あげなきゃ商売しょうばいになんねェ
下校げこう中ちゅうのクソガキ相手あいてにして
灰はいの商店街しょうてんがいをてんつく歩あるけばそんなことを思おもい出だして
痛いたい、痛いたい、痛いたい、痛いたくはない
点ついて、萎なえてを繰くり返かえしてる街灯がいとうを見みていた
それがまだまだ続つづくのだろう

大人おとなも子こどもも真面目まじめな人ひとも
わからないことわからないまま
会あえたら会あえたで何話なにはなそうかって
上手うまく言いえないこと言いえないまま
なぜか大人おとなになってしまうのかな

ゲーセンがひとつひとつ潰つぶれてく
何処どこへ行いこうかって立たち尽つくしてんだ

誰だれがどうやったって
つまんねえものならつまんねえままで終おわるって
それも悪わるく言いいたくないな

お洒落しゃれなあの子こも隣となりの犬いぬも
食たべたいものは食たべないまま
泣なけたら泣なけたでどう稼かせごうかって
銭ぜにのことだけ忘わすれないまま
なぜか大人おとなになってしまうのかな

花はなが咲さいた、花はなが咲さいた
興味きょうみはないけど美うつくしかった
いずれ枯かれて種たねをまけば 誰だれかの涙なみだの跡あとから
芽めを吹ふき出だすのさ
おどけた僕ぼくらと真面目まじめな君きみも
わからないことわからないまま
何なにから何なにまで憶おぼえてないよって
笑わらえたのならそれもいいから
いずれ大人おとなになってしまうのかな