こんなに酔ようのは はじめてと
細ほそいからだで 甘あまえてすがる
おまえの気持きもちが 手てにとるように
わかっていながら 黙だまりとおした
いいさ 根ねなし草ぐさ
一夜いちやも千夜せんやも おなじこと
抱だいてしまえば 汚よごしたようで
仕合しあわせしらずが 知しらないままに
切せつなさ殺ころして はしご酒ざけする
いいさ 根ねなし草ぐさ
一ひとつ道みちしか 取とれなくて
時代遅じだいおくれと 男おとこが笑わらう
そちらは時雨しぐれか こちらは小雪こゆき
手酌てじゃくで聴きいてる 鴎かもめ唄うたです
いいさ 根ねなし草ぐさ
こんなにkonnani酔yoうのはunoha はじめてとhajimeteto
細hosoいからだでikaradade 甘amaえてすがるetesugaru
おまえのomaeno気持kimochiがga 手teにとるようにnitoruyouni
わかっていながらwakatteinagara 黙damaりとおしたritooshita
いいさiisa 根neなしnashi草gusa
一夜ichiyaもmo千夜senyaもmo おなじことonajikoto
抱daいてしまえばiteshimaeba 汚yogoしたようでshitayoude
仕合shiawaせしらずがseshirazuga 知shiらないままにranaimamani
切setsuなさnasa殺koroしてshite はしごhashigo酒zakeするsuru
いいさiisa 根neなしnashi草gusa
一hitoつtsu道michiしかshika 取toれなくてrenakute
時代遅jidaiokuれとreto 男otokoがga笑waraうu
そちらはsochiraha時雨shigureかka こちらはkochiraha小雪koyuki
手酌tejakuでde聴kiいてるiteru 鴎kamome唄utaですdesu
いいさiisa 根neなしnashi草gusa