地上を夢見る魚 歌詞 I Don't Like Mondays. ふりがな付

出来できるだけ淡々たんたんとね
仕事しごとをこなしていくんだよ
この街まちで暮くらすには少すこしコツがいる
珍めずらしく女おんなの子こに誘さそわれたデートは
愚痴ぐちばかり聞きかされて悪酔わるよいしたんだ

歩道橋ほどうきょうの上うえに立たって 満月まんげつを眺ながめたって
ウサギちゃんはいない Oh baby
中学生ちゅうがくせい時代じだいのトレンディードラマのような
ロマンティックな展開てんかいはない

僕ぼくは地上ちじょうを夢見ゆめみた魚さかな
この冷つめたい海うみの底そこで必死ひっしこいて泳およいでる
いつかいつの日ひにか君きみが
僕ぼくを見みつけてくれるはず
そんな未来みらいを信しんじてる

早朝そうちょうからマスコミがね
深刻しんこくそうな振ふりをして
僕ぼくたちの不安ふあんを煽あおってくるんだぜ
くだらないと馬鹿ばかにした「幸しあわせの哲学てつがく」
眠ねむれない真夜中まよなかに思おもい出だしてんだ

状況じょうきょうを悲観ひかんしたって 時代じだいを嘆なげいたって
仕方しかたないからな Oh baby
行いき当あたりバッタリだって前まえ向むいて生いきなくちゃって
言いい聞きかせている

今いまはまだ閉とざされた扉とびら
ビクともしないこのドアを必死ひっしこいて叩たたいてる
いつかいつの日ひにか君きみが
鍵かぎを開あけ部屋へやの中なかへと
招まねき入いれてくれると…

愛あい 優やさしさ 夢ゆめ 自由じゆう 希望きぼう
そのどれもはまるで蜃気楼しんきろう
近ちかづくと消きえるんだ
そう信しんじてるんだよ
だけど真実しんじつじゃないとしたなら

僕ぼくは地上ちじょうを夢見ゆめみた魚さかな
そいつを救すくい出だせるのは僕ぼくにしかできないな
ずっと叩たたき続つづけた扉とびら
向むこうで鍵かぎをかけていたのは
自分じぶんなんだって気きづいた夜よる