愛焔忌焰 歌詞 己龍 ふりがな付

面つらの皮かわを剥はいでは
化ばけの皮かわを縫ぬい付つける
壹ひ 貳ふ 參み 肆よ 伍いつ
陸む 漆な 捌や 玖こ
重かさね重がさね嘯うそぶいて
恨うらめしくも愛いとしい…
心こころ壊こわれた傀儡かいらい
壹ひ 貳ふ 參み 肆よ 伍いつ
陸む 漆な 捌や 玖こ
重かさね重がさね欺あざむき
「愛あい怨えん忌き焰えん」
朧月おぼろづきを闇やみに落おとす欲よくの黒くろい雨あめ
其その淵ふちを愛めでる吐瀉としゃの海うみ
ぎとり…ぎとり…
垂たれてくすむ欲よくの黒くろい雨あめ
見開みひらく眼まなこに恍惚こうこつを
「愛あい怨えん忌き焰えん」
朧月おぼろづきを闇やみに落おとす欲よくの黒くろい雨あめ
其その淵ふちを愛めでる吐瀉としゃの海うみ
ぎとり…ぎとり…
垂たれてくすむ欲よくの黒くろい雨あめ
見開みひらく眼まなこに恍惚こうこつを
痛いたみ故ゆえに此処ここに在ありし
繋つなぎ止とめた空うつら現うつつ
剥離はくりされた昨さくの朔さくは風穴かざあなの夢ゆめ
裂さけた歪いびつから思おもわず漏もれた
最後さいごの言葉ことばは
「……………。」
ぶらぶら下さがる冷さめた両りょうの手て
後うしろの正面しょうめん 蟲むしの声こえ