ノスタルジークラムジー 歌詞 近石涼 ふりがな付

懐なつかしい声こえが聞きこえたなって タイムスリップした
名前なまえも知しらない心こころがあった 引ひき出だしの隙間すきまに落おとされる
僕ぼくの中なか似にても似につかない僕ぼくがいる
その言葉ことばが今いまも絡からまっていたのが分わかった 動うごけなかった

ノスタルジー クラムジー 幼おさない頃ころ見上みあげた空そらに
モスカーリー フラジール 見みえなくなった神様かみさまの声こえ

巡めぐる 巡めぐる季節きせつに追おい越こされるのも何回目なんかいめ?
君きみと今いま笑わらっていても何周なんしゅう分ぶんも距離きょりがあるのさ
冷つめたい視線しせんさえ分わかってる 自意識じいしき過剰かじょう
あいこ 迷子まいご 廃墟はいきょ
誰だれも見みてやしないってことは
キラキラ光ひかるその瞳ひとみに映うつさぬように
隠かくしたのは空からっぽのカバン なに一ひとつ得えられないまま
大人おとなになったのはこの体からだだけ
できていたことさえできなくなっていく
使つかいこなせない自分じぶんて何なんだろう

ノスタルジー 果はたせない約束やくそくばかり積つみ重かさなっていった
諦あきらめる度たび 思おもい出だす度たび 沈しずんでいく
もう一度いちど思おもい出だして隅々すみずみまで
思おもい出だしたら全すべて忘わすれて
もう二に度どと戻もどれないよ 戻もどれないからこそ
透すき通とおった瞳ひとみのその先さきに進すすめるよ僕ぼくは

投なげかける声こえと同おなじ数かず この世界せかいに僕ぼくはいる
曖昧あいまいな姿すがたはもとよりそのままで何なににでもなれるのさ 君きみも僕ぼくも

ノスタルジー クラムジー 幼おさない頃ころ
モスカーリー フラジール 見みえなくなった

ノスタルジー クラムジー 僕ぼくの中世なかせい界かいは思おもうまま
もう一度いちど描えがいたら絶望ぜつぼうも希望きぼうも巡めぐるよ
おはよう今日きょうの自分じぶんよまた未来みらいで