ハグレモノ 歌詞 中田裕二 ふりがな付

夢ゆめから覚さめて ひとりきり
とり残のこされた身体からだ
昨日きのうは夜よるが きらりと光ひかった
すり抜ぬけて消きえた

鉛なまりのような重苦おもくるしさ
朝陽あさひに舞まう塵ちりを眺ながめ

いつもこの世よに 弾はじかれて
けれど生いかされている訳わけだ
なんかしら理由りゆうが あるのだろう
じゃあ それを知しるまでは死しねないか

君きみとの愛あいに 触ふれたとき
望のぞみの火ひが見みえたのさ
いつかは終おわる 頭あたまじゃわかって
いたはずなのに

似にたような魂たましいを見みつけても
悲かなしい哉かな ひとつにはなれないよ

転ころげ落おちた暗闇くらやみに
詩しは生うまれ 歌うたは宿やどる

まるでこの世よは 藪やぶの中なか
けれど行いかざるを得えないのさ
なんかしら答こたえが 待まつのだろう
じゃあ それを知しるまでは死しねないか

いつもこの世よに 弾はじかれて
けれど生いかされている訳わけだ
なんかしら理由りゆうが あるのだろう
じゃあ それを知しるまでは死しねないか

君きみを知しったから死しねないな