むかし、あるところ
なつかしいおはなし
おしまいのあとを
だれもしりはしない
巡めぐり巡めぐり星ほしが繰くり返かえし
定さだめられたかたち描えがく空そら
流ながれ零こぼれ堕おちる迷まよい子ごは
見上みあげ焦こがれ捧ささぐ罪人つみびとの歌うた
はじまりのまえに
決きめられた言ことの葉は
紡つむぐ糸車いとぐるま
それが僕ぼくらだった
お願ねがいお願ねがいどうか泣なかないで
君きみ以外いがいの誰だれかになれずに
祈いのり願ねがい望のぞむことさえも許ゆるされない
それは咎人とがびとの夢ゆめ
砕くだけた硝子がらす色いろの楽園らくえん
拾ひろう指ゆびに傷きずを残のこす
昔々むかしむかし、遠とおい遠とおい場所ばしょ
君きみは君きみで僕ぼくは僕ぼくだった
破やぶり捨すてた頁ぺーじの何処どこかに
あったはずのおしまい探さがして
巡めぐり巡めぐり星ほしが繰くり返かえし
定さだめられたかたち描えがく空そら
流ながれ零こぼれ堕おちる迷まよい子ごは
見上みあげ焦こがれ捧ささぐ罪人つみびとの歌うた
むかし、あるところ
なつかしいおはなし
おしまいのあとを
だれもしりはしない
むかしmukashi、あるところarutokoro
なつかしいおはなしnatsukashiiohanashi
おしまいのあとをoshimainoatowo
だれもしりはしないdaremoshirihashinai
巡meguりri巡meguりri星hoshiがga繰kuりri返kaeしshi
定sadaめられたかたちmeraretakatachi描egaくku空sora
流nagaれre零koboれre堕oちるchiru迷mayoいi子goはha
見上miaげge焦koがれgare捧sasaぐgu罪人tsumibitoのno歌uta
はじまりのまえにhajimarinomaeni
決kiめられたmerareta言kotoのno葉ha
紡tsumuぐgu糸車itoguruma
それがsorega僕bokuらだったradatta
おo願negaいおio願negaいどうかidouka泣naかないでkanaide
君kimi以外igaiのno誰dareかになれずにkaninarezuni
祈inoりri願negaいi望nozoむことさえもmukotosaemo許yuruされないsarenai
それはsoreha咎人togabitoのno夢yume
砕kudaけたketa硝子garasu色iroのno楽園rakuen
拾hiroうu指yubiにni傷kizuをwo残nokoすsu
昔々mukashimukashi、遠tooいi遠tooいi場所basyo
君kimiはha君kimiでde僕bokuはha僕bokuだったdatta
破yabuりri捨suてたteta頁pêjiのno何処dokoかにkani
あったはずのおしまいattahazunooshimai探sagaしてshite
巡meguりri巡meguりri星hoshiがga繰kuりri返kaeしshi
定sadaめられたかたちmeraretakatachi描egaくku空sora
流nagaれre零koboれre堕oちるchiru迷mayoいi子goはha
見上miaげge焦koがれgare捧sasaぐgu罪人tsumibitoのno歌uta
むかしmukashi、あるところarutokoro
なつかしいおはなしnatsukashiiohanashi
おしまいのあとをoshimainoatowo
だれもしりはしないdaremoshirihashinai