ふたくち 歌詞 空白ごっこ ふりがな付

僕ぼくの頭あたまの中なかは 無垢むくな惑星わくせいがあって
いらないものが増ふえても 隠かくし方かたを知しってる
僕ぼくの胸むねのなかには 少すこし痒かゆい傷きずがあって
薄うすくなったはずなのに 消きえてはくれない

大丈夫だいじょうぶになったら何なにを知しって 大丈夫だいじょうぶになって何なにがなくなる
満まんタンの生活せいかつに怖こわがって泣ないたことも忘わすれる
大丈夫だいじょうぶになったら強つよくなって 大丈夫だいじょうぶになってまた弱よわくなる
淡々たんたんと走はしっていく風景ふうけいに重かさねられなくなって忘わすれるの?

僕ぼくの部屋へやの中身なかみは 野暮やぼったくて広ひろくはなくて
ませた脳のうとちぐはぐで 壊こわれてしまった

大丈夫だいじょうぶになったら何なにを拾ひろって 大丈夫だいじょうぶになって何なにを捨すててく
いっぱいの容量ようりょうも覚おぼえてって喚わめき方かたも忘わすれる
大丈夫だいじょうぶになったら鈍にぶくなって 大丈夫だいじょうぶになってまた消きえていく
頑張がんばって紡つむいでった関係かんけいに委ゆだねられなくなって忘わすれてく

馬鹿ばかになった僕ぼくは要領ようりょうも悪わるくて
分わかりやすく座すわって寂さみしがった
いつになったら僕ぼくは1人ひとりになって
そのために大丈夫だいじょうぶになって

大丈夫だいじょうぶになったつもりになって 大丈夫だいじょうぶになったって呪のろいが増ふえる
笑わらっている表情ひょうじょうが悲かなしそうな君きみのことも消きえて
大丈夫だいじょうぶになって 月日つきひが経たって大丈夫だいじょうぶになってったことも忘わすれてく
だんだんとしまっていく感情かんじょうも見みつけられなくなって忘わすれるの