Campanella 歌詞 LM.C ふりがな付

繰くり返かえす以外いがいに取とり柄えの無ない日々ひび
あやふやな憂うれいもリピートされてく

生いきていることを忘わすれそうになる夜よる
花はなを飾かざろう部屋へや中じゅうに 枯かれることのない花はなを

有ありっ丈たけの願ねがいを書かき並ならべてみる
見みる角度かくど次第しだいで変かわることもあるはず

繰くり返かえすだけの日々ひびを積つみ重かさね 合あわせる
透すき通とおるような水みずでさえ深ふかくなれば青あおくなる

"全すべての者ものに平等びょうどうに"
誰だれかのイデオロギー
大おおきな宇宙うちゅうの片隅かたすみで
不意ふいに訪おとずれるエンドロール

あまりに脆もろく なのに美うつくしく
ひしめく記憶きおく 壊こわれた走馬灯そうまとうのよう
カンパネルラが浮うかぶ空そらの下したで
この世界せかいが終おわるのを ただ眺ながめてる

降ふり止やまない雨あめも降ふらない雨あめも無ない
陽ひはまた昇のぼり また必かならず落おちてゆく

"愛あいと平和へいわ"の名なの下もとに
飛とび交かうフィロソフィー
争あらそう意味いみも奪うばい去さる
何なにも語かたらないエスカトロジー

どこかで僕ぼくを待まっている君きみを
想おもい描えがいても 結局けっきょく 未完成みかんせいのまま
手習てならいは坂さかに車くるまを押おすが如ごとく
生いきることも 恋こいも 夢ゆめも
確たしかに脆もろく 故ゆえに美うつくしく
きらめく記憶きおく 溢あふれて 走馬灯そうまとうのよう
カンパネルラが沈しずんだ海うみの底そこで
この世界せかいは一ひとつになるだろう