Montage 歌詞 LM.C ふりがな付

えも言いわれぬような夜よるの片隅かたすみで
自己じこ超越ちょうえつを企くわだてる
報むくわれない努力どりょくは無意味むいみなのか
湯水ゆみずの如ごとく物ものは溢あふれてるけれど
いつも何なにか足たりない

御都合ごつごう主義しゅぎも舌したを巻まく程ほどの
行いき過すぎたエゴとリビドー
己おのれのアイデンティティー切きり貼はりして
生うみ出だすモノは誰だれでもない誰だれか
それは いつか壊こわした
夢ゆめの顔かおに似にせた亡霊ぼうれい

正体しょうたい不明ふめいの本性ほんしょう 引ひき連つれて
正面切しょうめんきって逃避行とうひこう
不意ふいに立たち止どまり見渡みわたす世界せかいは
僕ぼくらだけが居いないみたいだ
これは正真しょうしん正銘しょうめい
我われを取とり戻もどし手放てばなす武者むしゃ修行しゅぎょう
脈絡みゃくらくなど無ない愛あいで構かまわない
必要ひつようなのはそれくらいさ
今いまは

煙けむに巻まかれ続つづけて生いきてきた
振ふり払はらうこともせずに
災わざわいと幸さいわい入いり乱みだれて
クレショフ効果こうかで深読ふかよみし放題ほうだい
いつも どこか虚むなしく
時ときを経へても癒いえず

左様さようなら
正体しょうたい不明ふめいの混沌こんとん 飼かい慣ならし
超ちょう健全けんぜんに共依存きょういぞん
自分じぶんのことさえ分わからないくせに
余所よそ様さまに難癖なんくせはナンセンス
年ねんがら年中ねんじゅう闘争とうそう
喧々諤々けんけんがくがく 精神せいしん論ろんの暴走ぼうそう
アンビバレントな声こえを受うけ入いれて
守まもり抜ぬきたい場所ばしょがあるよ
今いまも

思おもい煩わずらいは
迷まい子ごの調しらべ
鳴なり止やまない

正体しょうたい不明ふめいの本能ほんのう 抱だき締しめて
遠回とおまわりして帰かえろう
ステレオタイプの明あかるい未来みらいは
眩まぶしすぎて描えがけなかった
これぞ正真しょうしん正銘しょうめい
我われを解とき放はなつ永遠えいえんなる武者むしゃ修行しゅぎょう
天井てんじょう知しらずの愛あいが丁度ちょうどいい
必要ひつようなのはそれくらいさ
今いまは