悲恋雀 歌詞 オホーツク太郎 ふりがな付

あなたの肩かたに舞まい降おりた
旅たびの雀すずめが幸しあわせをもらった
だけど あなたの 空そらには住すめない
運命さだめに 夢ゆめを 凍こおらせた
儚はかない恋こいを抱だきしめる
涙なみだが別わかれを 教おしえて行ゆく
バイバイ 愛いとしいあなた とても好すきだから
バイバイ 思おもい出で一ひとつ くちばしに咥くわえ
バイバイ 二人ふたりの空そらを もう一度いちど飛とんだら
夢見ゆめみぬ雲間くもまに 消きえて行ゆく

旅たびのねぐらが 見みつからず
あなたの名なを呼よび 凍こごえて泣ないてる
恋こいした 女おんなの 救すくえぬ命いのちを
港みなとのカモメが 笑わらってる
冷つめたい空そらを渡わたって行ゆく
幸しあわせ抱だき締しめて 飛とんで行ゆく
バイバイ 西陽にしびの窓まどで 何なにを見みてますか
バイバイ 私わたしの事ことを 思おもい出だしますか
バイバイ 何処どこまで行ゆけば 夢ゆめを諦あきらめて
泣なかない夜よるをくれますか

バイバイ 旅路たびじの恋こいと 笑わらってみるけど
バイバイ 二人ふたりの陽炎かげろう 瞼まぶたに燃もえてる
バイバイ 抱だかれる夢ゆめに 枕まくらを濡ぬらして
寂さびれた酒場さかばに雪ゆきの音おと