群衆 歌詞 美輪明宏 ふりがな付

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よみ:ぐんしゅう

群衆 歌詞

美輪明宏

2022.9.7 リリース
作詞
E. Dizeo
作曲
A.Cabral
編曲
池多孝春
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世間せけんは春はるでも祭まつりでも
私わたしにゃなんでもないのさ
お針子はりこ暮ぐらしで空むなしく
ただ歳としを取とって行いくのさ
みにくい女おんなの私わたしでも
今日きょうは楽たのしい騒ざわめき
祭まつりに華はなやぐ街並まちなみへ
誘さそわれ入はいって行いった

おずおず近ちかより
見回みまわし 躊躇ためらい 震ふるえて
思おもわず立止たちどまれば
私わたしを嘲笑あざわらっているよな
踊おどりに狂くるいまわる人々ひとびと
人ひとの波なみが押おし寄よせ
私わたしを抱だきこみ
踊おどりの渦巻うずまきの中なかへ
戸惑とまどう私わたしの愚おろかな指ゆびを
誰だれかの手てがしっかりと掴つかんだ

激はげしく抱だかれて見上みあげれば
明あかるく笑わらった眼差まなざし
子供こどものようにイタズラな
若者わかものの甘あまい微笑ほほえみ
見詰みつめるその人ひとの瞳ひとみに
何故なぜか胸むねがときめき
息いきも出来できない苦くるしさに
ただ見返みかえすばかり

そのうち思おもわず微笑ほほえみ
互たがいに抱だき合あい
踊おどりの渦うずの中なかへ
初はじめて知しる恋こいの心こころに
妖あやしく乱みだれる紙吹雪かみふぶき
くるくる廻まわりながら
見上みあげる空そらには
バラ色いろの雲くもが輝かがやき
生うまれて初はじめて知しる幸福しあわせよ
この思おもいよ 永久とわに 永遠えいえんに

その時ときいきなり押おし寄よせた
踊おどりに狂くるった群衆ぐんしゅう
悪魔あくまの使つかいのその波なみが
彼かれを奪うばい連つれ去さる
揉もみ合あい犇ひしめく人波ひとなみを
夢中むちゅうでかきわけ かきわけ
捜さがせばまたもその波なみが
彼かれを奪うばい連つれ去さる

人ひとの気持きもちも知しらず
騒さわぎに騒さわいで
笑わらってさざめく群衆ぐんしゅう
ただ一度いちどの恋こいの歓よろこびを
与あたえて またそれを持もち去さる
捜さがし疲つかれて一人ひとり佇たたずむ
孤独こどくな夕陽ゆうひが沈しずみかける町まち
涙なみだに霞かすみながら遠とおのく
群衆ぐんしゅうを私わたしは憎にくむの


訳詞:美輪明宏 

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