ほつれた糸いとをたぐって
空白くうはくを引ひき寄よせる
それなのになお まとまらない
空席くうせきに陽ひがあたって
静しずかに揺ゆれる午後ごごを
どうやりすごす
花はなはもうしおれて 枯かれるのを待まってる
溶とかしても 溶とかしても
変かわらないようだね
渦うずを覗のぞき込こむだけ
掴つかみかけた言葉ことばも ほどけてゆく
花はなはもうしおれて 枯かれるのを待まってる
追おい越こしても 追おい越こしても
まぼろしのようで
ぼくを待まってはくれない
花瓶かびんの水みずは濁にごって
煙草たばこの火ひも消きえおちて
空白くうはくを迎むかえようにも
ひとりじゃ抱だきしめられない
ほつれたhotsureta糸itoをたぐってwotagutte
空白kuuhakuをwo引hiきki寄yoせるseru
それなのになおsorenanoninao まとまらないmatomaranai
空席kuusekiにni陽hiがあたってgaatatte
静shizuかにkani揺yuれるreru午後gogoをwo
どうやりすごすdouyarisugosu
花hanaはもうしおれてhamoushiorete 枯kaれるのをrerunowo待maってるtteru
溶toかしてもkashitemo 溶toかしてもkashitemo
変kaわらないようだねwaranaiyoudane
渦uzuをwo覗nozoきki込koむだけmudake
掴tsukaみかけたmikaketa言葉kotobaもmo ほどけてゆくhodoketeyuku
花hanaはもうしおれてhamoushiorete 枯kaれるのをrerunowo待maってるtteru
追oいi越koしてもshitemo 追oいi越koしてもshitemo
まぼろしのようでmaboroshinoyoude
ぼくをbokuwo待maってはくれないttehakurenai
花瓶kabinのno水mizuはha濁nigoってtte
煙草tabakoのno火hiもmo消kiえおちてeochite
空白kuuhakuをwo迎mukaえようにもeyounimo
ひとりじゃhitorija抱daきしめられないkishimerarenai