とりどり移うつろう 街まちの門かどで
饐すえた戯たわむれに頬ほほを染そめて
指ゆびを指ゆびを絡からめ
誓ちかいあう細ほそい針千本はりせんぼんの
上うえで踊おどるのさ
誰だれかの 当あたり前まえが
薄紅うすべに喰くらって ふらふらり
自分じぶんと 同おなじ色いろを
探さがして溶とけていく
花はなの色いろを 隠かくした世界せかいが
色付いろづいてしまえば
獏ばくは 死しんだんだ
崩くずれたい
夢ゆめよ覚さめて
ぬるい海うみにトポンして沈しずみ溶とけて
金色きんいろに光ひかる細ほそい糸いとを糸いとを手繰たぐり
夢中むちゅう無むの中なかで魚さかなになって
流ながれ着つくだけさ
誰だれかの 笑わらい声ごえが
空そらに集あつまって ゆらゆらり
叢雲むらくも 水みずの最期さいご
鯨くじらの影かげを呼よぶ
花はなの色いろが 崩くずれた世界せかいを
彩いろどってしまえば
今日きょうと さよならだ
頬ほほつねる
夢ゆめよ覚さめて
誰だれかの笑わらい声ごえの
鯨くじらはとっくに ふわふわり
いつものことだけれど
世界せかいに恋煩こいわずらい
とりどりtoridori移utsuろうrou 街machiのno門kadoでde
饐suえたeta戯tawamuれにreni頬hohoをwo染soめてmete
指yubiをwo指yubiをwo絡karaめme
誓chikaいあうiau細hosoいi針千本harisenbonのno
上ueでde踊odoるのさrunosa
誰dareかのkano 当aたりtari前maeがga
薄紅usubeni喰kuらってratte ふらふらりfurafurari
自分jibunとto 同onaじji色iroをwo
探sagaしてshite溶toけていくketeiku
花hanaのno色iroをwo 隠kakuしたshita世界sekaiがga
色付iroduいてしまえばiteshimaeba
獏bakuはha 死shiんだんだndanda
崩kuzuれたいretai
夢yumeよyo覚saめてmete
ぬるいnurui海umiにniトポンtoponしてshite沈shizuみmi溶toけてkete
金色kiniroにni光hikaるru細hosoいi糸itoをwo糸itoをwo手繰taguりri
夢中muchuu無muのno中nakaでde魚sakanaになってninatte
流nagaれre着tsuくだけさkudakesa
誰dareかのkano 笑waraいi声goeがga
空soraにni集atsuまってmatte ゆらゆらりyurayurari
叢雲murakumo 水mizuのno最期saigo
鯨kujiraのno影kageをwo呼yoぶbu
花hanaのno色iroがga 崩kuzuれたreta世界sekaiをwo
彩irodoってしまえばtteshimaeba
今日kyouとto さよならだsayonarada
頬hohoつねるtsuneru
夢yumeよyo覚saめてmete
誰dareかのkano笑waraいi声goeのno
鯨kujiraはとっくにhatokkuni ふわふわりfuwafuwari
いつものことだけれどitsumonokotodakeredo
世界sekaiにni恋煩koiwazuraいi