綺麗事 歌詞 須田景凪 ふりがな付

乾かわいた空そらだけ確たしかに残のこってる
狭せまい籠かごの中なかで
冷つめたい空気くうきが肺はいを満みたす度たび
あなたの事ことを思おもい出だした

幾度いくども心こころはあなたに触ふれていた
声こえも仕草しぐささえも
思おもえば言いえずにいた事ことばかりだ
今更いまさら遅おそいね

ほら何度なんども悔くやんでいるんだよ
心こころにもない事ことばっか言いった事こと

遠とおくへ行いってしまったね
少すこしずつ忘わすれていくんだね
思おもい出でという綺麗きれい事ごとで誤魔化ごまかさないで
あなたの気配けはいが無なくなって
この街まちも色褪いろあせるんだね
何処どこへも行いけない僕ぼくを見みて笑わらっておくれ

暮くらしは続つづいていく
痛いたみは慣なれていく
今いまが過去かこに化ばける
亡霊ぼうれいの様ようにただ生いきるのは
もう辞やめにしたいんだよ

ほら何度なんども甘あまえていたんだな
優やさしさの奥おくでは何なにを犠牲ぎせいにした?

遠とおくへ行いってしまったね
少すこしずつ忘わすれていくんだね
全すべてを美談びだんにするなんて許ゆるさないから
愚おろかな心こころに従したがって
あなたの事ことを想おもうんだね
何処どこへも行いけない僕ぼくを見みて嗤わらっておくれ

愛あいが欲ほしいと鳴なかないで
こんなに愛あいしているのに
孤独こどくに疲つかれたらおいで
ふたりで哂わらい合あおうぜ

遠とおくへ行いってしまったね
少すこしずつ忘わすれていくんだね
思おもい出でという綺麗きれい事ごとで誤魔化ごまかさないで
あなたの気配けはいが無なくなって
この街まちも色褪いろあせるんだね
何処どこへも行いけない僕ぼくを見みて笑わらっておくれ

遠とおくへ行いってしまったね
少すこしずつ忘わすれていくんだね
思おもい出でという綺麗きれい事ごとで誤魔化ごまかさないで
あなたの気配けはいが無なくなって
この街まちも色褪いろあせるんだね
何処どこへも行いけない僕ぼくを見みて笑わらっておくれ