季節の頬とワンダーランド 歌詞 Kai feat. 初音ミク ふりがな付

空白くうはくの日ひが去されば
言ことの葉はが舞まうように
ひらりひらひらと惑まどうように

夢ゆめが成なれば
この身みは熟うれるように
映うつす割われた鏡かがみに

あの蛹さなぎに思おもへば
残のこり香がを乞こうように
ふわりふわふわと泳およぐ蝶ちょうに

遠とおく見みえたまほろばの様相ようそうと
火照ほてる髪飾かみかざりの様よう

嗚呼ああ
恋々れんれんと切きり咲さく声こえに
段々だんだんと撓しなる弓ゆみが
嗚呼ああ永遠えいえんと
この季節きせつの頬ほほが染そまるまでは

私わたしの目めに咲さいていた異い世界せかいの中なか
めくるめく不確ふたしかなワンダーランド
胸むねに咲さいていた不可解ふかかいな芽めも
実みになるまで待まっていよう
頬ほほが染そまるまで待まっていよう
夢見心地ゆめみごこちな夜よるに
桃色ももいろのハイライト
きらりきらきらと誘さそう声こえと

夢見ゆめみがちな
星屑ほしくずのファンデーション
纏まとうはれた心こころに

嗚呼ああ
淡々たんたんと重かさなる夜よるに
段々だんだんと満みちる月つきが
嗚呼ああ永遠えいえんと
この季節きせつの頬ほほを染そめるまでは

私わたしの手てに咲さいていた異い世界せかいはほら
巡めぐる星ほしとハートのワンダーランド
それが満開まんかいの心こころをひどく
揺ゆらして輝かがやいているの
頬ほほを染そめては散ちらして往ゆくの

ねぇあどけない恋こいと見紛みまがうほどに
変かわり果はてたメイクのワンダーランド
それが咲さいていたならいつの日ひか
命いのちは散ちり往ゆくのだろう

私わたしの目めに咲さいていた異い世界せかいの中なか
めくるめく不確ふたしかなワンダーランド
その魔法まほうで今いま連つれ出だしてくれ
そのまま彷徨さまよっていよう
頬ほほが染そまるまで待まっていよう
頬ほほを染そめるこのワンダーランド