俺おれの心こころは体からだから
抜ぬけ出だして夜よるに羽はばたく
眠ねむりを知しらぬ摩天楼まてんろうを
孤独こどくな空そらから眺ながめた
ふたつと揃そろわない ばらばらの姿すがた
だから人ひとはひどく寂さみしい
見みよう見みまねの強つよがりで
踏ふみならす日々ひびに疲つかれて
そんな君きみが折おれた夜よるは
冷つめたい雨あめが慰なぐさめる
許ゆるしてしまえよ 強張こわばる体からだを
だから人ひとはとても愛いとしい
解とけない謎なぞを抱かかえ 光ひかりに目めを細ほそめて
満みたされるなど誰だれも
出来できないことはわかってる
底そこの抜ぬけたグラスの中なかに 注そそぐようなことさ
俺oreのno心kokoroはha体karadaからkara
抜nuけke出daしてshite夜yoruにni羽haばたくbataku
眠nemuりをriwo知shiらぬranu摩天楼matenrouをwo
孤独kodokuなna空soraからkara眺nagaめたmeta
ふたつとfutatsuto揃soroわないwanai ばらばらのbarabarano姿sugata
だからdakara人hitoはひどくhahidoku寂samiしいshii
見miようyou見miまねのmaneno強tsuyoがりでgaride
踏fuみならすminarasu日々hibiにni疲tsukaれてrete
そんなsonna君kimiがga折oれたreta夜yoruはha
冷tsumeたいtai雨ameがga慰nagusaめるmeru
許yuruしてしまえよshiteshimaeyo 強張kowabaるru体karadaをwo
だからdakara人hitoはとてもhatotemo愛itoしいshii
解toけないkenai謎nazoをwo抱kakaえe 光hikariにni目meをwo細hosoめてmete
満miたされるなどtasarerunado誰dareもmo
出来dekiないことはわかってるnaikotohawakatteru
底sokoのno抜nuけたketaグラスgurasuのno中nakaにni 注sosoぐようなことさguyounakotosa