カーニバル 歌詞 Vaundy Netflix「御手洗家、炎上する」主題歌 ふりがな付

すでに大だい論争ろんそう
鎮火ちんかできぬほど焚たき付つけられた火種ひだねは
まるで溶鉱炉ようこうろ
聞きけば、吹ふけど飛とばない塵ちりの合戦かっせんか
噴ふき上あげる熱狂ねっきょう
それは火種ひだねの血肉ちにくさらうカニバリズム
されどそれが絶頂ぜっちょうの渦うず
悲かなしき種たね、最後さいごのカーニバル

ふふふ
筆ふでが進すすむほど鮮あざやかなカーニバル
またか
ふふふ
飽あきもせずまた煽あおり立たてる小ちいさなリズム

つもり積つもる嫉妬しっと
それは空あいた穴あな埋うめる唯一ゆいいつのカーニバル
されどそれは幻想げんそう
バブル、弾はじければまた穴あなは広ひろくなる

幸しあわせのありかを必死ひっしに探さがすゆえに
伸のび切きったその爪つめ切きらずに

人ひとは
毒どくを飲のみ合あい
そこに何なにか共ともに歩あるく理由りゆうを探さがしている
傷きずを舐なめ合あい
その痛いたみが、ひどく増ましてしまえども

なぁほら、見みたらいい景色けしきさ
ねぇほら

不幸ふこうの罠わなに足あし滑すべらす火種ひだねもつ天使てんし
ならば素直すなおになきつけよびしょ濡ぬれで

人ひとは
毒どくを飲のみ合あい
そこに何なにか共ともに歩あるく理由りゆうを探さがしている
傷きずを舐なめ合あい
その痛いたみが、ひどく増ましてしまえども
共ともに睨にらみ合あい
目めが合あえば、そんな捻ひねくれに希望きぼう宿やどして
なぜだろう
耐たえ難がたい痛いたみのはずなのに
見みたらいい景色けしきだ