何なにを見みても何なにをしても
ぼくの心こころ凍こごえたまま
外そとは花はなが咲さいていても
ぼくの庭にわは冬枯ふゆがれたまま
どこにいても誰だれといても
ぼくの時計とけい止とまったまま
深ふかい深ふかい穴あなの底そこで
一人ひとり惨みじめにいじけている
人ひとの胸むねに届とどくような
そんな歌うたがつくれたら
だめだだめだ今日きょうはやめだ
メロディひとつできやしない
酒さけだ酒さけだ同おなじことさ
昼間ひるまからつぶれて眠ねむる
何なにを見みても何なにをしても
虚うつろな目めは死しんだ魚さかな
吐はき出だされたことばたちが
部屋へや中じゅう溢あふれて腐くさっている
人ひとの胸むねに残のこるような
そんな歌うたがつくれたら
負まけた負まけた今日きょうも負まけだ
光ひかることば見みつからない
酒さけだ酒さけだ飲のんでしまえ
虎とらにもなれずに溺おぼれる
何naniをwo見miてもtemo何naniをしてもwoshitemo
ぼくのbokuno心kokoro凍kogoえたままetamama
外sotoはha花hanaがga咲saいていてもiteitemo
ぼくのbokuno庭niwaはha冬枯fuyugaれたままretamama
どこにいてもdokoniitemo誰dareといてもtoitemo
ぼくのbokuno時計tokei止toまったままmattamama
深fukaいi深fukaいi穴anaのno底sokoでde
一人hitori惨mijiめにいじけているmeniijiketeiru
人hitoのno胸muneにni届todoくようなkuyouna
そんなsonna歌utaがつくれたらgatsukuretara
だめだだめだdamedadameda今日kyouはやめだhayameda
メロディmerodiひとつできやしないhitotsudekiyashinai
酒sakeだda酒sakeだda同onaじことさjikotosa
昼間hirumaからつぶれてkaratsuburete眠nemuるru
何naniをwo見miてもtemo何naniをしてもwoshitemo
虚utsuろなrona目meはha死shiんだnda魚sakana
吐haきki出daされたことばたちがsaretakotobatachiga
部屋heya中juu溢afuれてrete腐kusaっているtteiru
人hitoのno胸muneにni残nokoるようなruyouna
そんなsonna歌utaがつくれたらgatsukuretara
負maけたketa負maけたketa今日kyouもmo負maけだkeda
光hikaることばrukotoba見miつからないtsukaranai
酒sakeだda酒sakeだda飲noんでしまえndeshimae
虎toraにもなれずにnimonarezuni溺oboれるreru