古ふるいアルバムにあの日ひと同おなじ瞳ひとみを見みつけた
僕ぼくを見みつめる瞳ひとみを
長ながい階段かいだんを駆かけ上あがってきた
何なにかを失うしなっても振ふり返かえらずに
あの人ひとが残のこしたかけらを大切たいせつに
集あつめては僕ぼくにささやく悲かなしい人ひと
窓まどの外そとには洗濯物せんたくものが揺ゆれる
何なにも言いわず色いろとりどりに
思おもい出では夢ゆめのように淡あわく儚はかなく
いつからか萎しおれた小ちいさな背中せなかに
ため息いきをつく 時ときは流ながれた
それでもまだ追おいかけているんだよ
君きみのいる空そらを
愛あいしてた 二人ふたりは風かぜのように
「あの日ひの波なみを覚おぼえているかい?
くもりガラスの君きみの心こころは
僕ぼくはいつでも覚おぼえているよ
振ふり向むいて 振ふり向むいて…」
君きみに似にた花はなに語かたりかけられて
見みえない光ひかりに僕ぼくは目めを覚さます
それは風かぜのように それは胸むねの奥おくに ...
古furuいiアルバムarubamuにあのniano日hiとto同onaじji瞳hitomiをwo見miつけたtsuketa
僕bokuをwo見miつめるtsumeru瞳hitomiをwo
長nagaいi階段kaidanをwo駆kaけke上aがってきたgattekita
何naniかをkawo失ushinaってもttemo振fuりri返kaeらずにrazuni
あのano人hitoがga残nokoしたかけらをshitakakerawo大切taisetsuにni
集atsuめてはmeteha僕bokuにささやくnisasayaku悲kanaしいshii人hito
窓madoのno外sotoにはniha洗濯物sentakumonoがga揺yuれるreru
何naniもmo言iわずwazu色iroとりどりにtoridorini
思omoいi出deはha夢yumeのようにnoyouni淡awaくku儚hakanaくku
いつからかitsukaraka萎shioれたreta小chiiさなsana背中senakaにni
ためtame息ikiをつくwotsuku 時tokiはha流nagaれたreta
それでもまだsoredemomada追oいかけているんだよikaketeirundayo
君kimiのいるnoiru空soraをwo
愛aiしてたshiteta 二人futariはha風kazeのようにnoyouni
「あのano日hiのno波namiをwo覚oboえているかいeteirukai?
くもりkumoriガラスgarasuのno君kimiのno心kokoroはha
僕bokuはいつでもhaitsudemo覚oboえているよeteiruyo
振fuりri向muいてite 振fuりri向muいてite…」
君kimiにni似niたta花hanaにni語kataりかけられてrikakerarete
見miえないenai光hikariにni僕bokuはha目meをwo覚saますmasu
それはsoreha風kazeのようにnoyouni それはsoreha胸muneのno奥okuにni ...