分わからなくて時間じかんを掘ほり下さげた
君きみのことは一度いちども解とけぬまま
夏なつになって
時間じかんが遅おそくなる
秋あきに向むけて支度したくをするのです
これから僕ぼくが
語かたるのは
根拠こんきょも位置いちづけもなく
混まざりあった世界せかいと
香水こうすいの香かおりと
僕ぼくの夏なつの物語ものがたり
どことなく軽快けいかいに過すぎて行ゆく
僕ぼくの後あとをなぞって日ひが沈しずむ
君きみはきっと
違ちがいに気きづいてた
何故なぜかそんな予感よかんがするのです
波なみの音おとや近所きんじょのおばちゃんも
セミの音おともできない宿題しゅくだいも全すべて
心こころに留とめてたい
今いま、掴つかんだ気持きもちを忘わすれぬよう
固かたく握にぎりしめた
不思議ふしぎな願ねがい事ごとに
淡あわく日々ひびをいなしたんだ
君きみも同おんなじかい?
鴉からすの鳴なき声ごえも
今いまは恋こいしくて
五ご時じのチャイムの音おととともに
夜よるを迎むかえたい
何処どこか悲かなしく見みえた夕暮ゆうぐれに
屹度きっと君きみなら、、、
なんで思おもい出だすかなぁ
嗚呼ああ
黒くろい糸いとを通とおした僕ぼくらは
浴衣ゆかたの端はしの方ほうに沿そい
ド派手はでな音おとと共ともに走はしっていく
足音あしおとさえ祭囃子まつりばやし
この夜よるが終おわるから
なにか思おもい出だしたかのように
「意外いがいと星ほしも見みえる」なんて
思おもい出でを前借まえがるのか
嗚呼ああ
固かたく握にぎりしめた
不思議ふしぎな願ねがい事ごとに
淡あわく日々ひびをいなしたんだ
君きみも同おんなじかい?
鴉からすの鳴なき声ごえも
今いまは恋こいしくて
五ご時じのチャイムの音おととともに
夜よるを迎むかえたい
何処どこか悲かなしく見みえた夕暮ゆうぐれに
屹度きっと君きみなら、、、
なんで思おもい出だすかなぁ
嗚呼ああ
夏なつを握にぎりしめた
素敵すてきな思おもいも全部ぜんぶ
儚はかない恋こいをしていたんだ
君きみも同おんなじかい?
蝉せみの話はなし声ごえも
今いまは恋こいしくて
あのテレビの時間じかんさえも
上うわの空そらでさぁ
きっと知しらぬままに
君きみを忘わすれてしまって
「あの頃ころの記憶きおく」の
奥おくの奥おくの奥おくの方ほうに
さぁ、合あわす手てを遮さえぎって
どうか幸しあわせで。と
嗚呼ああ
今日きょうも世界せかいは美うつくしいらしい。
分waからなくてkaranakute時間jikanをwo掘hoりri下saげたgeta
君kimiのことはnokotoha一度ichidoもmo解toけぬままkenumama
夏natsuになってninatte
時間jikanがga遅osoくなるkunaru
秋akiにni向muけてkete支度shitakuをするのですwosurunodesu
これからkorekara僕bokuがga
語kataるのはrunoha
根拠konkyoもmo位置ichiづけもなくdukemonaku
混maざりあったzariatta世界sekaiとto
香水kousuiのno香kaoりとrito
僕bokuのno夏natsuのno物語monogatari
どことなくdokotonaku軽快keikaiにni過suぎてgite行yuくku
僕bokuのno後atoをなぞってwonazotte日hiがga沈shizuむmu
君kimiはきっとhakitto
違chigaいにini気kiづいてたduiteta
何故nazeかそんなkasonna予感yokanがするのですgasurunodesu
波namiのno音otoやya近所kinjoのおばちゃんもnoobachanmo
セミsemiのno音otoもできないmodekinai宿題syukudaiもmo全subeてte
心kokoroにni留toめてたいmetetai
今ima、掴tsukaんだnda気持kimoちをchiwo忘wasuれぬようrenuyou
固kataくku握nigiりしめたrishimeta
不思議fushigiなna願negaいi事gotoにni
淡awaくku日々hibiをいなしたんだwoinashitanda
君kimiもmo同onnaじかいjikai?
鴉karasuのno鳴naきki声goeもmo
今imaはha恋koiしくてshikute
五go時jiのnoチャイムchaimuのno音otoとともにtotomoni
夜yoruをwo迎mukaえたいetai
何処dokoかka悲kanaしくshiku見miえたeta夕暮yuuguれにreni
屹度kitto君kimiならnara、、、
なんでnande思omoいi出daすかなぁsukanaa
嗚呼aa
黒kuroいi糸itoをwo通tooしたshita僕bokuらはraha
浴衣yukataのno端hashiのno方houにni沿soいi
ドdo派手hadeなna音otoとto共tomoにni走hashiっていくtteiku
足音ashiotoさえsae祭囃子matsuribayashi
このkono夜yoruがga終oわるからwarukara
なにかnanika思omoいi出daしたかのようにshitakanoyouni
「意外igaiとto星hoshiもmo見miえるeru」なんてnante
思omoいi出deをwo前借maegaるのかrunoka
嗚呼aa
固kataくku握nigiりしめたrishimeta
不思議fushigiなna願negaいi事gotoにni
淡awaくku日々hibiをいなしたんだwoinashitanda
君kimiもmo同onnaじかいjikai?
鴉karasuのno鳴naきki声goeもmo
今imaはha恋koiしくてshikute
五go時jiのnoチャイムchaimuのno音otoとともにtotomoni
夜yoruをwo迎mukaえたいetai
何処dokoかka悲kanaしくshiku見miえたeta夕暮yuuguれにreni
屹度kitto君kimiならnara、、、
なんでnande思omoいi出daすかなぁsukanaa
嗚呼aa
夏natsuをwo握nigiりしめたrishimeta
素敵sutekiなna思omoいもimo全部zenbu
儚hakanaいi恋koiをしていたんだwoshiteitanda
君kimiもmo同onnaじかいjikai?
蝉semiのno話hanaしshi声goeもmo
今imaはha恋koiしくてshikute
あのanoテレビterebiのno時間jikanさえもsaemo
上uwaのno空soraでさぁdesaa
きっとkitto知shiらぬままにranumamani
君kimiをwo忘wasuれてしまってreteshimatte
「あのano頃koroのno記憶kioku」のno
奥okuのno奥okuのno奥okuのno方houにni
さぁsaa、合aわすwasu手teをwo遮saegiってtte
どうかdouka幸shiawaせでsede。とto
嗚呼aa
今日kyouもmo世界sekaiはha美utsukuしいらしいshiirashii。